ブログ八重洲店

じゅんさいとは

今年も梅雨の時期が近づいてきました。みなさまお変わりなくお過ごしでしょうか。さて本日はじゅんさいについてお話しさせていただきたいと思います。じゅんさいは世界中にある植物ですが食用として利用しているのは日本と中国くらいなのだそうですね。それではじゅんさいについて詳しく見ていきましょう。

 

じゅんさいの特徴

じゅんさい

じゅんさいは睡蓮やハスなどど同じように水面に葉っぱが出てくる水草の一種です。主に水が綺麗な池や沼に自生しています。食用に使われる部分は若芽になります。世界中に広く分布しており、アジア、アフリカ、アメリカ、オーストラリアなどでも見ることができます。日本においては北海道から九州の広い地域で見ることができます。

葉っぱの特徴は楕円形をしており大きさが10センチほどのものが多く、裏面が紫色をしています。葉っぱの形としてはハスによく似ているでしょうか。

水の底の泥状の部分に根を張り、そこから茎が水面に向かいまっすぐに伸びています。この茎の先端部分や若芽の裏面は粘り気があり、ヌメヌメしているようです。

花が咲く時期は6月から8月です。花は睡蓮の花を細くしたような形になります。

 

食材としての特徴

じゅんさい

冒頭でも述べさせていただきましたが、中国と日本においては食用としても扱われています。特に若芽はぬめぬめした食感が日本料理において重宝されているようです。秋田県の郷土料理の具材として親しまれており、生産量も日本一になっています。調理例としては酢の物、吸い物、味噌汁などの汁物系の具材として使われることが多く相性が良いようです。

北海道の大沼公園では蓴菜沼と呼ばれる沼があり、じゅんさいの瓶詰めが名物として販売されているそうです。じゅんさいに関しては手軽の取ることができるものではありますが池や沼が私有地である場合も多くありますから、確認したうえで取ることをお勧めいたします。

 

じゅんさいのレシピ

 

じゅんさいのレシピとしてまずご紹介したいものはすのものですね。汁物の具材としても多く使用されることが多いものですが酢の物にして食べるとより美味しく食べることができます。

作り方としては、まず生のじゅんさいを水で洗います。その後に熱湯にくぐらせます。この時間は10秒ほどで良いそうです。色が変わったと同時にお湯からあげ、氷水の中にいれてください。茹で時間が多すぎるとぬめりが落ちてしまい独特の触感や風味がなくなってしまいます。ざるを使うことですぐに冷やすことができるので使ってみてはいかがでしょうか。

冷やした後は酢を大さじ1、醤油を小さじ1、みりんを小さじ1入れます。そして冷蔵庫に冷やします。十分に冷えたら器に盛りつけて完成です。お好みでおろし生姜をかけても美味しく仕上がるかと思います。夏にぴったりのさっぱりとした味が特徴ですね。

 

じゅんさいは鍋に入れても美味しく食べることができます。比内地鶏の柄を煮込むことで上質な出汁をとります。途中アクを取りながら煮込みましょう。出汁を土鍋に移し替え、ごぼうやキノコ、つみれなどを入れます。具材はお好みで変えていただいても良いです。

調味料としては醤油、みりん、酒、砂糖で味付けをします。火が通ってきたらしらたきを入れましょう。その後に長ネギ、じゅんさい、セリをいれます。これらの具材はあまり火を通しすぎないほうが良いので最後に入れます。

鍋にすることで冬も美味しく食べられそうですね。

 

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。ぜひ一度、当店自慢の料理をお召し上がりになってみてはいかがでしょうか。

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