ブログ八重洲店
葉とうがらしは今が旬の食材です
「葉とうがらし」とは、その名の通り、唐辛子を葉付きの枝ごと収穫したもののことです。柔らかくほんのりと唐辛子の風味を感じる葉の部分は、唐辛子の実の部分と一緒に料理に使用することができます。葉とうがらしは、夏から秋にかけての今の時期が旬です。
本日は「葉とうがらし」についてお話させていただきたいと思います。
葉とうがらしについて
冒頭でご紹介したように、葉とうがらしとは唐辛子を葉付きの枝ごと収穫したもので、唐辛子の実の部分と一緒に葉の部分も料理に用いることができます。
一般的には、唐辛子の葉の部分を食用とすることは少ないですが、京都では古くから「きごしょう」または「きごしょ」と呼び、煮物料理などに使用されていました。最近では、葉の部分を食べるための品種である「京唐菜」も開発・栽培されて、出回っています。
葉とうがらしを料理に用いる際のポイント
葉とうがらしにはアクが含まれているので、料理に用いる際は茹でてアク抜きをしてから使用しましょう。柔らかく、ほんのりと唐辛子の風味を持っているので、唐辛子の実の部分と一緒に調理すると、双方の調和を楽しむことができるのでおすすめです。
京都では昔から煮物料理やおばんざいなどに用いられてきましたが、その他にはみそ汁の具などにも使用できます。
葉とうがらしの選び方について
これからの時期に旬を迎える葉とうがらしをスーパーなどで購入する際は、葉の緑いろが鮮やかなものを選びましょう。また、唐辛子の実の部分が大きく成長し過ぎていない若いものがおすすめです。
さらに、とうがらしの鮮度を長期間保つことは非常に難しいので、購入したら期間を開けずすぐに調理することが、美味しく食べるポイントです。
緑黄色野菜である葉とうがらしは栄養価も抜群
その色からもわかるように、葉とうがらしはホウレンソウや小松菜などと同様に緑黄色野菜の一つです。そのため、ベータカロチン多く含み、動脈硬化や心筋梗塞などと言った生活習慣病を予防する働きが期待できるのです。
さらに、ビタミンEやビタミンCも多く含んでいることから、血行の促進や免疫力を高める働きもあり、アンチエイジングや風邪の予防にも効果的です。
京都では古くから親しまれている葉とうがらしは、風味が良く美容や健康に役立つ栄養素も豊富ですので、機会がありましたらぜひみなさまも召し上がってはいかがでしょうか。
当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。
ぜひ一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。皆様のご来店心よりお待ちしております。