ブログ八重洲店
秋の旬食材「紅葉鯛」は今が旬です
秋の旬食材「紅葉鯛」は、名の呼び名から想像できるように、表面の鱗に現れる赤みが特徴的な今が旬の魚です。その一方で、「桜鯛」と呼ばれる春に旬を迎える鯛も味が良いことで知られていますよね。
本日は、秋の旬食材「紅葉鯛」についてお話させていただきたいと思います。
鯛が最もおいしい旬の時期は年に2回?
冬のフグとなるのフグはどちらも味が良く、「春の魚」と書くサワラにも春と秋と旬の時期が2回あります。このように、魚には旬が2回あると言われていますが、鯛もその例外ではありません。春に旬を迎える「桜鯛」、秋が旬の「紅葉鯛」は、いずれも味が良いことで知られています。
春に漁獲される鯛は、桜の時期と重なる事から「桜鯛」という可愛らしい名前で呼ばれています。その名の通り、産卵を控えた春の鯛は表面は桜色に染まり、見た目にも春の訪れを感じさせられます。
秋の旬食材「紅葉鯛」とは
冒頭でも触れたように、「紅葉鯛」は秋真っ只中の今が旬の魚です。「桜鯛」と呼ばれる春が旬の鯛も味が良いことで知られていますが、越冬して身がしまっている桜鯛はその栄養をお腹の卵にとられてしまうため、食通の間では「紅葉鯛の方が味が良い」と言われています。
確かに、秋に旬を迎える紅葉鯛は、5~6月に産卵を終えるとただでさえ食欲が旺盛になる上に、鯛のエサとなる甲殻類や貝なども活発に動き出すため、栄養をたっぷりとって丸々と肥えます。そのため、「秋の鯛が最高の味である」ということにうなずけるのです。
紅葉鯛は、晩秋の11月~12月半ばごろに水揚げされます。その呼び名お通り、秋のこの時期に漁獲される鯛はウロコがまるでモミジのように赤く、越冬するために摂った栄養で脂の乗りも最高です。
高級魚であると同時に、めでたい意味をも持つ鯛は、今が最もおいしい季節です。上品なほのかな甘みと、たっぷり乗った脂を味わうことのできる秋の鯛は、食欲の秋にぴったりですね。ぜひ、みなさまも今が最高の状態である紅葉鯛を、召し上がってみられてはいかがでしょうか。
当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。
ぜひ一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。皆様のご来店心よりお待ちしております。