ブログ八重洲店
秋の味覚、栗
朝夕はめっきり涼しく、過ごしやすくなりましたが、風邪などひいておられませんでしょうか。さて本日は、栗についてお話させていただきたいと思います。栗と言えば日本の秋を代表する秋の味覚ですよね。栗ご飯など様々な料理に使われ、あのホクホク感は病みつきになります。それでは栗の特徴や栄養素についてみていきましょう。
栗の特徴
栗の木は高さが約17メートル、幹の太さが約80センチほどにまで成長すると言われています。木の皮は灰色をしており、縦に深い亀裂が生じることが特徴的です。葉っぱも特徴的で細長く、周囲に鋭い小さな鋸歯が並んでいます。花は5月から6月に咲き、クリーム色で稲穂のような形をしています。とても特徴的な花です。また、独特の香りも強く昆虫類が多く集まってきます。栗はブナ科の植物にしては珍しく虫が集まる花をつけます。そして9月から10月あたりになると身を付けます。栗の実の外側にはウニのようないがが多くあります。その中の殻を割ると中から固い果実が1個から3個ほど出てきます。これは種と思われがちですが正確には種子ではなく果実とされています。
特徴的は匂いの正体はメチオナールというものの影響だそうです。
栗の栄養素と効能
栗にはミネラル分の一種であるマンガンが多く含まれています。マンガンはアーモンドやクルミなどにも多く含まれている栄養素です。マンガンの特徴としてはたんぱく質、脂質、炭水化物の三大栄養素の代謝に影響する酵素の構成成分の為、非常に重要な働きをします。
また、ミネラルも含まれていますので骨の再石灰化を防ぎ骨粗しょう症の予防有効と言われています。また、銅も多く深まれています。ナッツ類の中でも上位に入るほどの含有量を誇っています。
銅の働きは血中のヘモグロビンを作るのに必要なものです。鉄分を取ることで貧血予防をすることが出来ます。また、消火や代謝に必要な酵素の原料になったり、コラーゲンの生成のも役立ちます。神の健康を保つ働きもあります。炭水化物も木の実の中では抜群の含有量を誇っていますので、エネルギー補給に最適と言えそうです。
炭水化物は脳や体を動かすために必要な栄養です。食べすぎると肥満の原因になってしまいますが、抜きすぎると体に力が入らなかったり、頭が冴えないといったことになってしまうかもしれません。
栗の皮にも実は栄養があります。薄皮にはポリフェノールが多く含まれていますので、おすすめです。さらに食物繊維も含まれていますので便秘に悩んでいる方には最適の食べ物かも知れません。ですから、栗を食べる際はなるべく薄皮のまま食べることをお勧めいたします。
栗を買うときの選び方
それでは栗を買う際に見極めたいポイントについてお話させていただきます。まず見ていただきたいのが、表面の固い皮です。この部分が硬くてハリがあり、光沢があるものを選びましょう。形はふっくらと丸みがあるものがいいです。両サイドがつぶれているものは避けたほうが良いかもしれません。
また、小さい穴が開いているものがありますがこれはあまりよくありません。キズがあったり黒ずんでいるものも衛生面で問題がありそうです。そして手に持った際の質感が大切です。ずっしりと重いものを選んでください。時間が経っているものは乾燥してしまい実がやせてしまっていることがあります。
今回は栗についてお話させていただきましたがいかがでしたでしょうか。ぜひ購入する際やお召し上がりになる際に思いだしていただけたらと思います。
当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。ぜひ一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。皆様のご来店心よりお待ちしております。