ブログ八重洲店

2019.2.25

毛ガニについて

毛ガニと言うと、比較的に小ぶりで、モジャモジャした毛が特徴的ですよね。日常的にカニを食べる北海道の方たちが食べるカニの種類は、実は毛ガニが一番多いと言うほど、毛ガニは身近で人気な種類のカニなのです。

本日は、毛ガニについてお話させていただきます。

毛ガニについて

毛ガニ
毛ガニは、左右の脚が5本ずつの合計10本で、その太さも十分あるのが特徴です。
特に北海道で多く食べられている毛ガニは、太平洋からアラスカまで幅広い範囲で水揚げされます。広い地域で捕ることができるため、収穫の時期はその地域によって多少異なります。例えば、北海道の日高ではで11~2月頃、オホーツク海では3~6月頃、噴火湾では7~8月頃、太平洋では9~10月頃に捕獲することができるのです。

毛ガニは、身の部分はもちろん、カニ味噌も非常に美味しいとされています。毛ガニのカニ味噌には独特のクセがなく、舌触りも良いため、「カニ味噌は苦手」だという方でも楽しむことができるのです。

また、毛ガニの殻は柔らかいので剥きやすく、食べやすいという点も嬉しいですね。

毛ガニがエサとしているのは植物プランクトンで、それらは流氷ともに運ばれてきます。しかし、海が凍っている時期は太陽の光が十分に当たらないため、植物性プランクトンは光合成を行うことができませんが、暖かくなって氷が溶けてくると光合成が活発になり、増殖してきます。光合成によって増殖した植物プランクトンをたくさん食べた毛ガニは、身が引き締まり非常においしく育つのです。

タラバガニ

タラバガニ
タラバガニは、両足を広げると1mを超えることもある、非常に大きなカニとして知られています。
毛ガニとタラバガニは、どちらも「カニ」と呼ばれていますが、実はタラバガニはヤドカリの仲間であり、味や食感にも違いがあります。
例えば、毛ガニはカニ味噌が美味しいとされている一方で、タラバガニのカニ味噌は美味しくなく、加熱すると全身に流れてしまうため、加熱する前にカニ味噌を取り除く必要があるのです。

しかし、ぷりぷりの食感や極太脚の食感は、他のカニでは味わうことができないぐらいの絶品だともされています。さらに、タラバガニは身の量が多いため、カニクリームコロッケやカニグラタン、カニパスタなどのお料理に使用することもできるのです。

ズワイガニ

ズワイガニ
毛ガニと同様に、左右で10本の脚をもつズワイガニは、タラバガニよりも小ぶりではありますが、みずみずしく、カニ本来のうまみや甘みを持っているのが特徴です。
脚が細くて長く、お刺身で生のままいただくことができます。ちなみに、「松葉ガニ」や「越前ガニ」といったブランド化されたカニも、ズワイガニなのです。

ズワイガニの旬は、10月~5月頃だとされています。

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。是非一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。

 

皆様のご来店心よりお待ちしております。

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