ブログ八重洲店
春野菜のお話
春野菜とは、その名の通り春にしか食べることのできない野菜のことです。暖かくなってくるこの時期は、彩りが鮮やかで栄養素も豊富に含まれた春野菜がたくさん出てきます。
本日は、春野菜についてお話しさせていただきます。
春野菜とは
冒頭でも触れたように、春野菜とは春にしか食べることのできない野菜のことをいいます。具体的には、菜の花やタラの芽、タケノコ、新ジャガイモや春キャベツなどが挙げられ、もちろんその他にも多くの種類の春野菜があります。
全ての春野菜に共通することは、日持ちがしないということです。冬に旬を迎える野菜とは異なり、春野菜は長期間において品質を保持しながら保存することができないので、手に入れたら早めに調理することが大切です。
春野菜ならではのみずみずしい鮮度を味わうためには、いくつかのコツを知っておくといいかもしれません。
今回は、春野菜の中でも特にポピュラーなものを取り上げて行きたいと思います。
新ジャガイモ
カレーや肉じゃがなどでおなじみのジャガイモですが、春に旬を迎える新ジャガイモのおいしさは格別です。
新ジャガイモは、2月~6月頃に多く出回るもので、みずみずしくて外側の皮が薄いのが特徴です。
新ジャガイモを調理する際は、ぜひ皮ごと食べてください。基本的に、ジャガイモを含む多くの野菜は皮や皮の付近に栄養素が豊富に含まれています。新ジャガイモの皮は薄く皮ごと食べることができるので、ジャガイモの栄養素を丸ごと無駄なく取り入れることができるのです。
タケノコ
春になると、たけのこご飯などでタケノコを楽しむ方も多いのではないでしょうか。
タケノコは、カリウムや食物繊維に加えて、疲労回復に役立つ「グルタミン酸」や「アスパラギン酸」などのアミノ酸も豊富に含んでいる野菜です。スーパーなどではタケノコの水煮といったすでに加工されているものも売られていますが、生のタケノコを購入した際はあく抜きをする必要があります。あく抜きをしたタケノコは、冷蔵庫で保存すれば4日~5日程度もつとされています。
たけのこご飯の他にも、フライパンでシンプルに焼いて、バター醤油などお好みの味で楽しむこともおすすめです。
菜の花
独特の苦みが特徴的な菜の花は、おひたしにして食べるという方が多いのではないでしょうか。
メニューがマンネリになりがちな菜の花ですが、シラスなどと一緒に調理してパスタの具材にしたり、天ぷらにしても美味しく食べることができます。
菜の花を冷蔵庫で保存する際は、軽く湿らせた新聞紙などで包み、密閉容器にいれておくのがおすすめです。
菜の花には、βカロテンをはじめとしてマグネシウムやカルシウム、カリウムや鉄分といった健康に欠かせない栄養素が豊富に含まれていますので、ぜひ春ならではの風味を楽しんでみてはいかがでしょうか。
当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。
是非一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。
皆様のご来店心よりお待ちしております。