ブログ八重洲店
季節限定の果物、枇杷の旬
季節限定の果物「枇杷」は今季が旬となっています。この時期スーパーや市場などでも見かける機会が多いのではないでしょうか?
本日は、「枇杷の旬」についてお話しをさせていただきたいと思います。
枇杷の旬
夏が旬の枇杷は、露地栽培が多く寒さに弱い性質があるため出荷時期は地域によって異なっています。ハウス栽培のものは比較的早く出回りますが、一般的には4月〜7月頃の初夏の時期に出回ります。最盛期となっているのが5月〜6月頃で、この時期が枇杷の旬となります。
鮮やかなオレンジ色をした枇杷はほんのりと甘く、かすかな酸味があるのが特徴です。果肉が柔らかく実の大きさと種の割合にしては大半部分が食べられるので食べ応えも感じられる果実です。
温暖地域の栽培が向いている枇杷は長崎県で最も多く収穫されており、昨年は1,120トンの生産がされました。次いで収穫が多い地域は千葉県です。千葉県は国内で最北の地域となっており、昨年は547トンの生産がされました。
また鹿児島県や香川県でも多く生産されており、昨年の生産量は鹿児島県は255トン、香川県で241トンです。
各地域によって出荷時期は異なっていますが、一番早い時期でハウス栽培ものが1月から出荷される場合もあります。
枇杷の保存方法
枇杷は収穫後に熟成する果物ではなく、日増しに味が落ちてしまうため鮮度が重要となります。鮮度が良いものは実の全体に生毛が密生しており、表面にはツヤとハリがあります。また選ぶ際は、ヘタがしっかりとしていて表面に変色や傷がないものを選ぶと良いでしょう。
枇杷は冷えや乾燥に弱い果物なので、保存する際は冷蔵庫ではなく常温保存が基本となっています。なるべく風通しが良く直射日光に当たらない場所で保存しましょう。
購入してからおよそ2日〜3日の保存が可能ですが、美味しく味わうにはできるだけ早くお召し上がりになることをお勧めします。
また冷やして味わいたい場合は、食べる直前(1時間〜2時間前)に冷蔵庫で冷やしてください。
「枇杷」は通年食べることができない果物なので、是非旬の時期に味わってみてはいかがでしょうか。
当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。
ぜひ一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。皆様のご来店心よりお待ちしております。