ブログ八重洲店
占地(しめじ)と言う名前の由来と種類
占地(しめじ)とは、家庭料理でもおなじみのキノコ、「シメジ」のことを指しています。漢字で表記すると、一風変わった名前のように思えますが、「占地」という名前はシメジの特徴を意味しているのです。普段みなさんが召し上がっているポピュラーなキノコも、シメジと同様にそれぞれ特徴的な名前で表現されているのです。
本日は、占地(しめじ)についてお話させていただきたいと思います。
占地(しめじ)と言う名前が意味している事
冒頭でご紹介した通り、「占地(しめじ)」とはご家庭やスーパーなどでもおなじみのキノコ、「シメジ」のことです。「地を占める」と書いてシメジとは、文字通り「地面を占領するほど一面に生える」ということを意味しています。
また、シメジは「湿地」と表記することもあります。「湿」が意味している通り、湿気の多い所に生えることから、このように表すのだそうです。
ちなみに、お味噌汁の具材として定番の「なめこ」は、独特のぬめりがある事から「滑子」と表記され、シイタケやエノキタケ、マツタケは、それぞれが寄生する樹木の名前が由来となっているのです。
シメジの様々な種類
一口に「シメジ」と言っても、さまざまな種類があることをご存知でしょうか?
最も身近で一般的なシメジは、「ブナシメジ」ではないでしょうか。スーパーなどで必ずと言っていいほど販売されているブナシメジは、クセが少なく旨味がしっかりとしているので、炒め物や炊き込みご飯、煮物、焼き物などといったいろんなお料理に用いることができます。
ブナシメジと混同しやすいのが、「本シメジ」です。本シメジは、どっしりとした形が特徴的であることから「大黒シメジ」と呼ばれることもあります。マツタケほどではないですが、一般的なブナシメジと比べると高価な値段で売られています。本シメジもブナシメジと同様に、炒め物や炊き込みご飯、煮物などの様々なお料理に使用することができますが、その形を活かして天ぷらやお吸い物にするのもいいですね。
「ブナピー」は、ブナシメジと並んで比較的安価で購入できる身近なシメジです。ブナピーは、きのこのホクトによって開発されたオリジナルの品種のシメジなのですが、味や風味は普通のブナシメジとほとんど変わりません。ブナシメジと同じように用いることができますが、ブナピーならではの白い色を活かして、サラダやマリネなどにするのがおすすめです。
「シメジ」と言っても、その種類や特徴はさまざまです。もし機会があれば、食べ比べてみるのも楽しいかもしれないですね。
当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。
ぜひ一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。皆様のご来店心よりお待ちしております。