八重洲店　卯月の御献立

桜もすっかり咲き、温かくすごしやすくなってきた今日この頃、

当店にも新入社員が加わりました。

気持ち新たに毎日の業務と向き合っているところですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか？

本日は、当店が誇る会席料理の卯月の献立について少々お話しさせていただきます。

今月は一つ、何だ？という表現をあえてさせていただいている物がございます。

そうです、「春告魚」です。

読んで字のごとく、春の訪れを告げる魚です。

こちらの表現、実は様々な魚が該当しまして、3月～5月頃に旬を迎える魚で鰊（にしん）や眼張（めばる）天子（あまご）、山女魚（やまめ）、イカナゴや鰆（さわら）などがそのように表現されることがございます。

では当店の「春告魚」は何なのか？

当店では「眼張」を使用いたしております。

こちら主に煮付けが一般的かと思われますが、火を通しても身が固くならない、にもかかわらずしっかりとした旨味があるというとても優れた魚でして、焼いても絶品なのであります。

その他様々な旬の食材と共にしっかりとお客様に「春」を感じていただけるお料理のほうご用意しておりますので、是非とも当店へ足を運んで頂ければ幸いでございます。

スタッフ一同、心より皆様の御来店のほうお待ちいたしております。

八重洲店　料理長　大宅康平