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三大祭りの一つ、祇園祭

極暑の候、皆様にはいっそうご活躍のこととお慶び申し上げます。本日は、祇園祭についてお話させていただきます。祇園祭についてご存知の方はどれくらいいらっしゃるでしょうか。言葉自体は聞いたことがあるかもそれませんがその内容や歴史などについては詳しくご存知の方は少ないはずです。京都の夏の風物詩として取り上げられる祇園祭。とても不風情があるお祭りです。

それではご紹介していきます。

 

祇園祭とは

祇園祭

祇園祭は京都市の東山区にある八坂神社と言う神社のお祭りです。今でこそ祇園祭と呼ばれてはおりますが、明治時代までは祇園御霊会と呼ばれていたそうです。このお祭りの始まりは9世紀頃で、長くにわたり京都の夏の風物詩として愛されてきました。他のお祭りとは異なり祭りの期間が7月1日から1ヵ月間行われることが特徴的です。

このお祭りの行事は八坂神社自体が主催するものと、山鉾町が主催するものに分けられ、主に山鉾町が主催する行事を祇園祭とされています。その山鉾町の行事が重要無形民俗文化財として指定されています。その行事においても前祭と後祭の2つに分けられており、前祭りは7月14日から16日、後祭は7月21日から23日に行われます。これらは宵山と呼ばれ、7月17日に行われる山鉾巡行の前祭としての意味を持っています。

一方で、八坂神社が主催する神事として神輿渡御が有名ではないでしょうか。その他にも神輿洗や花傘連合会が行う花傘巡行も注目していただきたい行事です。

 

宵山、宵々山では様々な歴史のある屏風などの宝物を披露する場で、別名屏風祭りとの名前もあります。これらの屏風は旧家や老舗などの物が展示されます。また、山鉾巡行ではたくさんの美術品や工芸品により装飾された山鉾が公道をめぐります。こちらは別名、動く美術館とも呼ばれるそうです。山鉾は重要有形民俗文化財として指定されています。

このような様々な見所がある祇園祭は京都三大祭として知られていますが、日本の三大祭の1つとしても挙げられています。

ちなみに、京都三大祭りの方は残りが平安神宮で行われる時代祭、上賀茂神社で、日本三大祭は、大阪の天神祭、東京の神田祭と言われています。どのお祭りも有名なものばかりですのでいちどは行ったことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

名前の由来

祇園祭

では祇園祭と言う名前について注目してみましょう。冒頭でも申し上げましたが祇園祭は以前祇園御霊会と呼ばれていました。これは八坂神社が遠い昔の時代、比叡山に属しており当時、祇園社と呼ばれていたことが由来するそうです。祇園社に祀られていた神様は仏教の聖地として知られている祇園精舎の守護神として崇められていました。このことが強く影響し神社の名前やその周辺の地名も祇園と名付けられました。

その後明治時代に神仏分離令と言う法律ができたので、神社名も八坂神社に改名され、祇園御霊会も祇園祭として名前を変えました。

 

神幸祭と還幸祭

 

神幸祭と還幸祭が中心行事になります。これは八坂神社から中御座神輿と東御座神輿、西御座神輿の三つに神々が宿り、各氏子町を通り抜けていく神事です。三基の大きな神輿が千人以上もの男性により担がれている姿は圧巻の一言です。荒々しさが非常に特徴的ですね。暴れ神輿とも呼ばれているそうです。この神事は974年より始まったとされています。 是非一度ご覧になってみてはいかがでしょうか。

 

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。

ぜひ一度、当店自慢の料理をお召し上がりになってみてはいかがでしょうか。

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