ブログ八重洲店

2021.1.18

一番出汁、二番出汁

みなさま、一番出汁と二番出汁の違いをご存知でしょうか?
本日は「一番出汁と二番出汁」についてお話しをさせていただきたいと思います。

一番出汁と二番出汁の特徴

一番出汁と二番出汁について
一番出汁は沸騰させたお湯を煮立たせないように弱火でじっくりと余計なアクを取り除いた出汁のことをいいます。二番出汁は一番出汁を取った後の殻を煮出して取った出汁のことです。
一番出汁は透明感があり香り高く濃厚な味わいが特徴であり、二番だしは香りが弱くなるものの一番出汁では取れなかった旨味を十分に引き出すという特徴があります。
このように一番出汁と二番出汁の違いは原料などではなく、出汁の取り方によって味わいや香りに違いが出ます。

またそれぞれ特徴に合ったお料理があり、透明感のある一番出汁にはお吸い物・うどんや蕎麦のつゆ・茶碗蒸しなどのあっさりとした味付けのお料理に向き、二番出汁には濃厚な味わいを活かした味噌汁や肉じゃが・煮物・炊き込み御飯などの味付けがしっかりとしたお料理に向いています。
顆粒出汁などに比べると少々手間がかかりますが、天然の素材から取る出汁は格別であり、一番出汁と二番出汁の特徴に合ったお料理をすることでより一層お料理を美味しく仕上げることができるでしょう。

美味しい出汁の取り方

美味しい出汁の取り方
◆一番出汁:鍋に水を入れてお湯を沸騰させたら弱火にするか一度火を止めます。そこへ削り節を入れて1〜2分おき、削り節を濾してさらに1分ほどおいたら完成です。
出汁を取る際のポイントは、削り節を濾す際に出汁殻を絞り過ぎないようにすることです。ついつい力を入れて絞ってしまいがちですがそれは逆効果であり、えぐみが出てしまうので気をつけましょう。

◆二番出汁:まず一番出汁の殻と水を入れて火をかけます。沸騰後は弱火で5分ほど煮出してから火を止めます。1〜2分ほどおいたらざるやキッチンペーパーを敷いて削り節を濾し、さらに1分ほどおいた後に軽く絞って完成です。

最近では便利な顆粒タイプのものが主流となっていますが、昔ながらの天然素材から取る出汁はやはり良いものです。
是非食卓に本格的な天然出汁を取り入れてみてはいかがでしょうか?

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。

ぜひ一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。皆様のご来店心よりお待ちしております。

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