ブログ八重洲店

ヒラメの特徴と美味しい食べ方をご紹介

まだまだ厳しい寒さが続いておりますが、皆様お元気でしょうか?本年も変わらぬお付き合いをどうぞよろしくお願い申し上げます。

本日は皆様ご存じのヒラメをご紹介させていただきます。

ヒラメってどんな魚?

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ヒラメと言ったら特徴的な外見をすぐ思い浮かべると思います。平べったい形をしていますよね。

煮付けなどでよく食べられるカレイとよく似ている魚です。では、ヒラメとカレイの違いはご存じでしょうか?左ヒラメに右カレイという言葉がある通り、カレイは体の右側に目があり、ヒラメは左側に目があります。

 

しかし、ヒラメは卵から孵化したときは普通の魚と同じように左右についていますが、成長するにつれ何故か目の位置が移動していきます。体長が13センチほどになると完全に眼の位置が左側に寄ってしまうそうです。本当に不思議な魚です。
カレイは、その平べったい姿で海底を移動し、釣り餌としてよく知られているゴカイや、コエビなどを主食としています。
そこにあるものをもそもそと食べるので、カレイの口は小さく、唇はぷくぷくっとしています。対してヒラメは、小魚を襲って捕食しています。
なので、口も大きく、歯も捕食に適した、きざぎざの鋭い歯をしています。また、雄よりもメスの方が大きくなり、体長が1メートルにもなるそうです。
そんなヒラメは日本近海では北海道から九州、瀬戸内海などに生息していて、馴染みの深い魚ですよね。しかし以前は寿司ネタや料亭などでしか使われない高級食材でしたが、最近では輸入物や、養殖技術の進歩により身近な食材となりました。

 

ちなみに、ヒラメの天然と養殖は一目で分かります。
ヒラメは目のある左側が黒で、反対が白色ですけが、その白い部分に黒いマダラ模様が入ってるのが養殖で、天然はここが純白です。
ヒラメの旬は本州などでは秋から冬の寒い時期です。北海道では秋から春、初夏までと言われています。
どちらかといえば体長の大きいものの方がおいしいです。皮は厚みがあって丈夫で、骨は硬めですが小骨などはなく食べやすいです。
透明感のある白身で、熱を通しても硬くなったりしないので焼く、煮る、揚げる、刺身など様々な調理方法で食べることができます。

ヒラメの食べ方

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ではヒラメの美味しい食べ方をいくつかご紹介していきたいと思います。まずはなんといっても「えんがわ」のお刺身です。このえんがわという部位はヒレを動かすための筋肉のことを言い、コリコリした食感がとてもおいしいです。

基本的に一匹のヒラメから寿司4貫分しか取れないためとても高価な食材です。透き通るような美しい白さの見た目も、さっぱりとした味も最高です。私としてはおいしい日本酒を飲みながら食べたい一品ですね。

 

次は同じくお刺身、ヒラメの昆布締めです。 大型のものはシンプルに刺身にする方がおいしいです。適度に身が締まり、うま味が増すので、昆布締めにしても魚自体の甘味が残るのでとても上品な味わいになります。

あとは煮付けですね。切り身や頭部を煮つけにして食べます。頭部や切り身は湯通しして、冷水でウロコやぬめりを取るといいですね。これを酒、みりん、しょうゆ、水であっさりと煮て完成です。また、鮮度の悪いものや小さいものは濃い味つけにしてもいい。

炊きたてのご飯のおかずに最適ではないでしょうか。

 

当店では睦月の献立として新鮮なヒラメのお造りをご用意させていただいております。私どもがヒラメの良さである上質な旨味と食感におもてなしの心を加え、ご提供させていただきたいと思っておりますので、皆様是非一度お召し上がりになってみてはいかがでしょうか。必ずや満足のいくものになっております。

それでは皆様のご来店心よりお待ち申し上げております。

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