ブログ八重洲店
よもぎは春の万能食材
よもぎが美味しく食べられる時期は、3〜5月頃で栄養価が高い多年草です。全国各地に自生しており、独特な香りが特徴的です。
よもぎといえば、草餅・草だんごがお馴染みですが、他にも旬ならではのお料理がよもぎを使って作れちゃう万能食材です。
今回は旬のよもぎについてお話しさせていただきます。
よもぎについて
よもぎは昔から薬用や食用に使われていますが、食用とされるよもぎは若葉が最適です。成長が進んだよもぎは、独特な香りが強くなり硬いので食用には向かないのです。
新芽が出て若葉になったよもぎの収穫時期が3〜5月頃なので、今が一年の間で最も美味しく食べられる時期となっています。
よもぎは日本各地の野原や土手などに自生しており、毒性はありませんが、よもぎはキク科なので、キク科のアレルギーをお持ちの方は注意が必要です。
よもぎの栄養価
薬用としても使われているよもぎは、とても栄養価が高く、食物繊維・ビタミン・ミネラルが多く含まれています。美肌効果に良いビタミンAは、ほうれん草よりも高く含まれているほどです。
また、食物繊維が豊富に含まれているため、様々な効果が期待できるのが嬉しいポイントの一つ。
例えば、腸内環境の改善・肌荒れの改善・冷え性改善など。他にも、ダイエットやデトックス効果が期待できます。
よもぎを使った様々なレシピ
ご家庭で手間がかかるお料理を作るのは大変ですよね。
ということで、よもぎを使った簡単レシピをご紹介したいと思います。
◆よもぎ茶
よもぎを収穫して作る場合(農薬、害虫、排気ガス等の汚染なし)は、まず葉だけを残し綺麗に水で洗い流します。次に蒸し器で30秒ほど蒸したら、ザルに移し3〜4日間乾燥させます。ポイントは風通しの良い所で乾燥させることです。
乾燥させたよもぎを急須・ティーポットなどに入れてお湯を注ぎ、フタを閉めて3〜4分蒸して完成です。
カフェインが入っていないので、妊婦さんや、就寝前でも気にせず飲めます。
◆よもぎの天ぷら
湯通しなどはせず、そのまま衣をつけて揚げていくだけです。
簡単で、美味しく、春らしい香りが楽しめます。お好みで塩などをつけて召し上がってもいいですね。
◆よもぎ蒸しパン
2分程塩茹でをしてから水を切ります。次に、すり鉢やブレンダーでペースト状にして、ボウルに卵・砂糖・ペースト状のよもぎ・バターを入れて混ぜます。
薄力粉とベーキングパウダーを振るってさらに混ぜ合わせます。
耳たぶ程の柔らかさになったら、カップに入れ中火〜強火で蒸して完成です。
特徴的な苦味がなくなるので、お子様も美味しく食べられるのではないでしょうか。
他には、塩茹でしたよもぎを、あえ物や炒め物に入れても美味しく、春らしい一品が楽しめます。
是非、ご家庭で旬のよもぎを使ったお料理を取り入れてみてはいかがでしょう。