ブログ八重洲店
ぎやまんの器とは?
ぎやまんの器は、クリスチャンディオールも認めたと言われているほどの美しい、日本が誇る器のことです。器そのものが美しく綺麗であることはもちろん、どんなお料理を盛りつけしても美味しそうに見えてしまうから不思議です。
本日は、「ぎやまんの器」についてお話させていただきたいと思います。
ぎやまんの器について
「ぎやまん」とはポルトガル後で「ダイヤモンド」を意味する言葉で、もともとはヨーロッパ製のガラス製品の呼称でした。しかし、文化文政期以降には、切子をが施された和ガラス全般をこのように呼ぶようになったのだそうです。
「ぎやまん器」は、ガラスのような透明感に加えて、漆器が持つ独特の深みを持ち合わせていることから、このように呼ばれるようになったのですが、確かにガラスのような美しい輝きを持っていることが特徴的です。この輝きによって、盛り付けたお料理がより一層映えるのです。
ぎやまんの器はお料理にもデザートにもぴったり
日本古来の藍染の色を表現した色のぎやまん器は、深みのある色合いが上品で、お料理にはもちろん、アイスクリームやフルーツなどといったデザートにもよく合います。特に、品がありながら清涼感漂う藍染のような青い色は、暑い夏でも涼し気な雰囲気を演出してくれます。
他にも、ぎやまん器の色にはバリエーションがあり、ブラウンやグリーンのようなものも人気です。味わい深い色に加えて、ダイヤモンドを思わせる輝きが魅力的です。繊細なデザインは、日本が誇る高い技術でもありますよね。
気になるお手入れ方法ですが、ぎやまん器は1300度の還元焼成で焼き上げられたものなので、温める程度の電子レンジでの使用や、食器洗い乾燥機にも使用することができます。
「ぎやまん器」とはあまり聞きなれない言葉かもしれませんが、目にしたことがある方も多いはずです。
お食事の際は、主役であるお料理にばかり注目しがちですが、美味しいお料理をより一層引き立てているのが、使用している食器であったりします。
ご家庭でも、ぜひお気に入りの器で食卓を彩ってみてくださいね。
当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。
ぜひ一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。皆様のご来店心よりお待ちしております。