ブログ八重洲店

2021.10.13

お祝い膳

日本人の生活の中には「ハレの日」を祝う風習があります。

人生の節目の席、また年中行事とありますが、そうした時にはそれにふさわしい食べ物を家族や親族、時には地域の人達と共に食してきました。

そうしたハレの日に、赤飯やご馳走を用意して和やかに食事をする習わしが「お祝い膳」です。

本日は、お祝い膳についてお話をさせていただきます。

 

祝い膳とは?

祝い膳

祝い膳には、人の成長にともなって節目にお祝いをしたり、厄払いをしたりする「人生儀礼」としてのものと、年中行事で1年の決まった時期に行われるものがあります。

 

誕生や七五三、成人、結婚といった人生儀礼、正月、のひな祭りなどの年中行事は日常とは違う「ハレの日」です。

こうしたハレの日には、皆で集まって幸せや健康長寿を願って食事をし、人々の絆を深める機会となってきました。

 

また日本の年中行事は、他の国に比べて多いそうです。

それは、日本の四季が関係していて、春・夏・秋・冬と変化に富んだ四季と日本古来からの信仰心、さらに中国から伝わった文化などが加わって独自の年中行事ができあがっていったといわれています。

 

日本人は、古来から自然の中に神様がいると感じてきて、神様と人の交流する場には必ず食べ物や飲み物がお供えされてきました。

今も受け継がれている行事の日の特別な料理は、その季節の恵みに感謝し、食材を楽しむための料理なのです。

 

人の一生の人生儀礼

生まれてからの人生儀礼には、どのようなものがあるでしょう。

大人になるまで、大人になってからの人生儀礼をまとめてみました。

 

大人になるまでの間でしたら

誕生、お七夜、初宮詣(お宮参り)、初宮詣(お宮参り)、初誕生祝い、初節句、七五三、入学・卒業式、十三詣、成人式

があります。

 

「初誕生祝い」「十三詣」は、あまり耳馴染みのない言葉かもしれませんね。

 

「初誕生祝い」というのは、生後満1年目の誕生日に神様にこれまでの無事の成長を感謝し、これからもお守りいただけるよう祈願します。

日本には昔は誕生日を祝う習慣がなかったのですが、初誕生だけは例外として行うものでした。地域によっては、誕生餅をついて子どもに踏ませたり、背負わせるなどの行事を行い、餅を親戚やご近所に配ったものです。

 

十三詣」は関西を中心に行われるもので、干支が一回りする13歳の頃に心身の成長と学業成就・将来への志の確立を析ります。

かつては男子は元服といって15歳頃に、女子は裳着(もぎ)といって13歳ころに一種の成人儀礼が行われていました。

十三参り

大人になってからは

新しい人生への門出を祝う結婚式

人生の転換期として注意すべき年巡りと言われる厄年~男性は数え年25歳、42歳、61歳、女性は19歳、33歳と37歳。

61歳の還暦、70歳の古稀、77歳の喜寿、80歳の傘寿、88歳の米寿、99歳の白寿などがあります。

 

 

当店のお祝い膳は、四季折々の食材を一つひとつ丁寧に作りあげる繊細で美しいお祝い仕立ての京会席でお席を華やかに彩ります。

 

顔合わせ・お祝い会席. お顔合わせ、ご結納、お食い初め、還暦など節目のお誕生日、昇進や結婚・出産などお祝いのお席にご利用下さいませ。

 

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