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関東の三つ葉、関西の三つ葉の違い

関東の三つ葉、関西の三つ葉。料理の色どりを良くするために使用される三つ葉は、日本料理には欠かせない食材ですが、関東系のものと関西系のものでは、栽培方法が異なることをご存知でしょうか?

本日は、「関東の三つ葉、関西の三つ葉」についてお話させていただきたいと思います。

関東の三つ葉、関西の三つ葉について

三つ葉
冒頭でご紹介した通り、関東と関西では三つ葉の栽培方法が異なり、そのため見た目にも違いがあります。

関東系の三つ葉は、軸の部分が白いのが特徴です。関東で栽培されている三つ葉の軸が白い理由は、栽培される際に土をかぶせられたりして光が調整されていることにあります。光が軸の部分に当たらない事によって白くて柔らかい三つ葉に成長するのです。関東系の三つ葉は、光を調整されて白く成長しても三つ葉本来の風味が失われることはありません。

一方で、関西系の三つ葉の軸の部分は、緑色をしています。密生させて栽培されるのですが、光に十分当てられて栽培されるので、関東系の三つ葉のように白くならずに、緑色をした軸をもつ三つ葉に成長するのです。関西系の三つ葉は、光を当てずに栽培してしまうと、三つ葉の風味が失われてしまいますので、光が十分に当てられた状態で栽培されます。

三つ葉について

多くの方がよくご存知の通り、三つ葉は日本原産の野菜の一つです。日本以外の地域でも、中国や朝鮮半島、台湾、東アジアなどといった広い地域に分布しています。
三つ葉が持つ独特の風味や、シャキシャキとした歯触りを楽しむことができ、茶碗蒸しやお吸い物など、お料理の彩りを添えるために多く使用されています。
三つ葉の主な産地は、千葉県や愛知県、茨城県、静岡県で、この4つの県で全国に出荷される約半数を栽培しているとされています。

三つ葉の栄養価について

三つ葉

どちらかと言うと、三つ葉はお料理に添える脇役のような存在かもしれませんが、ビタミン類やカリウムなどと言った栄養素を豊富に含んでいます。
また、三つ葉は独特の良い風味を持っていますが、その香りには神経を落ち着かせて安定させたり、イライラを解消するとされる成分である「クリプトテーネン」や「ミツバエン」という成分が含まれています。
さらに、抗酸化作用があるとして最近話題のポリフェノールも含んでいます。

三つ葉にはアクが少ないので、下茹でする必要がなく、加熱する時間も短くて済みますので、これらのような栄養素を無駄なく摂取することができます。

三つ葉は、単にお料理の飾りだけでなく、炒り卵やあえ物、おひたしなどにしても美味しく食べることができます。
スーパーなどでも手軽に手に入れることができる野菜ですので、ご家庭でも様々なお料理に活用してみましょう。

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。
是非一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。

皆様のご来店心よりお待ちしております。

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