ブログ八重洲店

春菊の栄養素と調理法

鍋料理やすき焼きの際に欠かせない春菊ですが、その他の調理方法は意外と知られていないため、ご家庭での出番はあまり多くないと思います。しかし、春菊には美容や健康に効果的な栄養素がたくさん含まれているのです。

本日は、春菊についてお話させていただきます。

春菊について

春菊
春菊は葉物野菜の一つで、原産地は地中海沿岸で、日本には室町時代に中国から伝わったとされています。鮮やかな緑色の葉には、独特の香りがあるのが特徴ですが、葉の形が菊に似ていることから、春菊と呼ばれています。
春菊は、葉の大きさによって「大葉種」、「中葉種」、「小葉種」にわかれています。

大場種は、香りが弱く、味にクセがない種として知られています。葉の切れ込みが少なくて肉厚であるのが特徴で、四国や九州で多く栽培されています。中葉種は香りが強く、大葉種と小葉種の中間ほどの葉の切れ込み具合が特徴です。
中葉種は、株の形によってさらに2つに分けることができ、茎が立ち上がって分枝しているものは「株立ち型」と呼ばれ、関東に多い種だとされています。そして、もう一つの「株張り型」と呼ばれる種は、茎があまり伸びず、葉の切れ込みが「株立ち型」よりは浅く丸みのある形が特徴で、「菊菜」という名で関西に多く流通しています。

春菊に含まれている栄養素

味や風味にクセのある春菊は、好き嫌いの好みが分かれやすい野菜ですが、免疫力を高めて自律神経を整える効果があるなど、栄養の観点から見れば非常に優れた食材です。

春菊に含まれている栄養素の中でも特に注目したいのが、βカロテンやビタミンC、カルシウム、そして鉄分です。

βカロテンは、小松菜やほうれん草にも多く含まれている栄養素ですが、春菊にはそれらと同じぐらいの量のβカロテンが含まれています。βカロテンには、抗酸化作用があることで知られ、ガン予防にも大きく役立つ栄養成分です。また、体内ではビタミンAに変わることも特徴です。

ビタミンCは、皮膚の健康を維持したり、風邪の予防にも効果的なビタミンです。水溶性であるビタミンCは、体内にとどめておくことができませんので、毎日一定の量を摂取するのが理想的です。

カルシウムは、みなさんご存知のように骨を丈夫にしてくれる栄養素で、骨粗しょう症の予防に役立ちます。

鉄分は、赤血球を作り出す重要な栄養素で、貧血を予防する他にも疲労回復効果も着たいされています。

春菊を使用したお料理

春菊の混ぜご飯
独特の味と風味によって、嫌いな方は非常に食べにくい食材ですが、今回は、そんな方でも美味しく食べることができる「春菊の混ぜご飯」をご紹介します。

まず、春菊を小口切りにして、耐熱ボウルに入れたら、ふんわりとラップをかけて電子レンジで加熱します。(600wで1分半)
みりん(大さじ1)を耐熱容器に入れて、電子レンジで加熱します。600Wで10秒)
加熱した春菊とみりん、うすくちしょうゆを混ぜて、そこへ温かいご飯も加えます。
いりごまを加えて混ぜたら、完成です。

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。是非一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。

 

皆様のご来店心よりお待ちしております。

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