ブログ八重洲店

春が旬の草餅

春の代表的な和菓子である「草餅」。もちもちとした食感とよもぎの爽やかな香りが春の訪れを感じさせてくれます。
本日は「草餅」の由来や栄養・効能についてお話しをさせていただきたいと思います。

草餅について

草餅について
春の風物詩ともいえる「草餅」。そもそもなぜ草餅を食べるようになったのかご存知でしょうか?
現代の草餅の材料となっているのは”よもぎ”ですが、もともとは春の七草のひとつである”母子草(ゴギョウ)”という草が使われていました。
古くから毎年3月3日の桃の節句で女の子の成長をお祝いし、”母子ともに健やかにいられますように”という願いを込めて母子草を練り込んだ草餅を作っていたといいます。春の七草である母子草は香り高く、邪気も払ってくれると考えられて作っていたといわれています。
では現代ではなぜ母子草ではなく”よもぎ”が使われているのか?
様々な諸説がありますが、一説によると母子草をお餅に叩き込むという作り方は縁起が悪いのではと言われるようになり、母子草の代わりに香りの良いよもぎが使われるようになったといわれています。
またよもぎの旬が春だったことから春の季節に食べる和菓子として定着していったといいます。

よもぎの栄養と効能

よもぎの栄養と効能
よもぎには食物繊維が豊富に含まれており、便秘解消の効能や美肌効果があるといわれています。またよもぎに含むクロロフィルという成分によってコレステロールを下げる働きや、ガンを予防する働きがあるといいます。
クロロフィルとは、よもぎの緑色を作っている葉緑体のことであり染色体の異常を防ぐ働きがあるとされ、染色体異常を起こして細胞が変化してできるガンの予防につながると考えられています。
よもぎに含まれる食物繊維はほうれん草の約10倍といわれているので便秘に悩まされている方には嬉しい食材かもしれません。

よもぎは春になるとだんだん新芽が出てきて良い香りを放ちます。スーパーなどで通年販売されているよもぎも新芽を乾燥させたものが多く、新芽でないと渋みが強いためあまり食材としては向きません。
現代では草餅も通年スーパーなどで売られていますが、春の時期は一層美味しく食べられます。また、春が旬のよもぎはまさに今季が美味しい時期なので、よもぎが手に入った際は是非よもぎを使ったレシピで春の味覚を楽しんでみてはいかがでしょうか。

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。

ぜひ一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。皆様のご来店心よりお待ちしております。

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