ブログ八重洲店

2018.9.12

京うどんと京そば

晩夏の候、皆さまいかがお過ごしでしょうか。季節の変わり目ではございますので体調を崩さないようにお気をつけください。さて、本日は京うどんと京そばについてお話しさせていただきたいと思います。

一般的なうどんとそばとはまた違う特徴を持っていますので是非とも知っていただきたい食材のひとつです。それではそれぞれの特徴を見ていきましょう。

 

京うどん

京うどん

京うどんの特徴としてまず細い麺をコシがなくなるまで煮込んで作ります。箸で持ち上げるとすぐ切れてしまうくらいがちょうど良いとされています。ダシに強いこだわりを持ったうえで京都のお店や一般家庭でも見ることが多いですね。

この麺の柔らかさ以外はそれほど決まり事がないのでさまざまなアレンジをした京うどんが存在しています。そもそもうどんは小麦粉を原料に作られています。そしてある程度の太さにして切られて食べる麺のひとつとして古くから多くの人に食べられてきました。主に日本で食べられていましたが、食のグローバル化により世界に認知されました。それにより、世界各国で似ている料理が提供されています。

太いものをうどんと呼んでいますが反対に細いものはなんと呼んでいるかご存知でしょうか?

それは冷麦や素麺ですよね。一般的にはこの二つかと思います。乾麺においては太さによる決まりはそれほど細かいものは存在していないので稲庭うどんなどは細いですがうどんとなっています。

非常に手軽に食べることが特徴のうどんはお米の代わりとして昔から重宝されてきました。全国各地で食べられているため、その郷土ごとに様々な特徴のあるうどんができていきました。

 

京そば

そば

続いては今日そばについてお話させていただきたいと思います。そばを語る上で京都のそばのことを語らないわけにはいきませんよね。京都には数々の歴史あるお蕎麦屋さんが立ち並んでいます。全国のお蕎麦やさんにあるであろうにしんそばも京都が発祥とされています。京都には昔ながらの熱盛そば専門店をはじめ、戸隠そば、出雲そばといった郷土料理を食べることが出来る場所が数多くあり、風情を楽しみながら美味しいそばを食べることが出来ます。

そもそも、そばは一般的に地域や郷土の文化とともに発展してきました。信州で有名なそば切りは、当時の伝統や文化の中心地であった京の都、大阪、江戸に伝わりそこからさらに日本各地に広まりを見せました。江戸は様々な地方から人々が集まってできた都市と言われています。その各地から持ち寄ったそばの文化を融合させることで新たに江戸流のそば文化を確立させたと言われています。

その一方で、江戸以外の地域では昔ながらのそば切りの文化を尊重したうえでそれぞれの強度ごとに個性的なそば文化を確立させていったそうですね。

例を挙げるならば岩手のわんこそば、や山形の板そば、新潟のへぎそば、福井の越前そばなどが東北、中越、北陸地方で代表的なものになります。関西、四国地方では兵庫の皿そば、島根の割子そば、徳島の祖谷そばなどが挙げられますね。

忘れてはいけないのが長野の信州そばですね。その中でも富倉そば、高遠そば、戸隠そばは有名です。それぞれが共通した特徴を持ちつつ、独自の特徴も兼ね備えているものになります。

今回は京そばと京うどんについてお話させていただきましたがいかがでしたでしょうか。簡単にそば、うどんと言っても様々な特徴の違いや味の違いもございます。それぞれの特徴をぜひ味わってみてはいかがでしょうか。

 

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。ぜひ一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。皆様のご来店心よりお待ちしております。

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