ブログ新橋店

2020.3.4

寺島なすについて

皆さん、こんにちは!
今回は江戸野菜の「寺島なす」について書いていこうと思います。

江戸野菜(えど やさい)とは、主に現在の東京23区やその周辺で伝統的に生産されていた野菜(在来品種)である。現在は東京都内であるが江戸時代は江戸に含まれていなかった多摩地域や伊豆諸島(アシタバや八丈オクラ)で栽培されていたり、明治以降より後に生み出されたりした品種(八王子市の高倉大根など)もある。生産が続けられてきた商業作物のほか、絶滅寸前に保護された品種を含めて現存するものは「江戸東京野菜」(48種)「東京伝統野菜」とも呼ばれる。

江戸

 

そして今回テ-マの「寺島なす」は、現在の墨田区東向島あたりが寺島村であった頃、蔓細千成(つるぼそせんなり)と言われるなすの有名な産地であったことから、通称「寺島なす」と呼ばれるようになりました。
寺島なすは、茎が細く枝数も多くたくさんの実を付けます。 実は小さく鶏卵大で光沢のある黒紫色をしています。 皮は硬いですが、中身がギュッと詰まった感じで、熱を加えるとトロミとうまみが増しておいしい品種です。
小金井市では数軒の農家が栽培しているので、今後販売拡大が期待されています。<栄養>
一般的になすは水分が90%以上と糖質で、際立った栄養素はありませんが、カルシウム、カリウム、ビタミンB群、食物繊維などが含まれています。また近年研究が進んでいる、植物の「色」「香り」「苦味」に含まれているフィトケミカルという成分がなすにもあり、なすの紫の色素「アントシアニン」、アクに含まれる「ポリフェノール」が、抗酸化作用を持つといわれています。<保存>
風があたると水分が蒸発しやすく、低温5℃以下では「風邪をひく」ので、ラップに包んで10℃前後で保存します。

<お買い物メモ>
黒紫で光沢があり、鶏卵大でガクのところのとげが痛いくらいが新鮮です。

寺島なす

なかなかお目にかかる事も少ないとは思いますが、「寺島なす」に限らず伝統の江戸野菜に出会う事があれば是非召し上がってみて下さい!

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瓢喜新橋店
店長 熱海

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