ブログ新橋店

2021.1.18

京野菜やまのいも(つくね芋)

京都ではやまと芋の一種として知られている”山の芋”。丸い形をしていることから別名”つくね芋”とも呼ばれます。
本日は「山の芋」についてお話しをさせていただきたいと思います。

山の芋について

山の芋について
一般的に山の芋は長芋・いちょう芋・やまと芋に分類されますが京都の山の芋は”やまと芋”の一種であり、長芋と比べ水分が少なく、粘りが強いという特徴をもっています。
形状は丸く、重さは250g〜350g程度でありますが、大きいものだと500gを超えるものもあります。
出荷時期は11月〜1月頃であり、貯蔵性が高いことから保存方法によっては収穫後1年ほど持つといわれます。
味わい方は主にとろろ汁や山かけ丼として食べる他、和菓子の材料としても重宝され京料理に欠かせない食材となっていますが、丸い形が円満を表すといい贈り物としても喜ばれる食材となっています。

山の芋の歴史

山の芋の歴史は古く日本では縄文時代から食されていたといいます。また栽培自体は室町時代から行われていたと言われており、山の芋を栽培する環境として適度の湿度がある湿りのある土地が適しているとされ京都の主産地として知られる南丹地域では江戸末期から、宮津では明治初期頃から栽培が始まっていたと言われています。

栄養価

山の芋の栄養価
肉質に締まりがある山の芋はでん粉の他強化酵素やタンパク質が豊富に含まれており、滋養強壮や疲労の回復に効果があるとされ古くから薬用食として重視されています。
最近では免疫力アップ生活習慣病の予防、改善にも役立つと言われており、山の芋の口当たりの柔らかさは群を抜いて優れており消化が良く栄養価が高いため、毎日のお料理に使いたい理想的な食材です。

山も芋を選ぶ際はなるべく表面に傷がなく適度な大きさがあり、手に持った時にしっかりと重みを感じるものがお勧めです。また美味しく召し上がるポイントとしては、擦り下ろした後はすりこぎなどで餅状になるまで練っていただくと、きめが細かくなりより粘りが強くなります。

京野菜”山の芋”は他の芋とは明らかに違った濃厚食感を楽しむことができるので、ご機会がありましたら是非一度味わってみてはいかがでしょうか。

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。

ぜひ一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。皆様のご来店心よりお待ちしております。

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