ブログ新橋店

2020.6.13

ふりかけの文化と歴史

みなさま、「ふりかけ」の起源をご存知でしょうか?日本人には馴染み深い「ふりかけ」ですが、ふりかけの歴史は古く、日本の食文化ならではの食べ物です。
本日は「ふりかけの文化と歴史」についてお話をさせていただきたいと思います。

ふりかけの文化

ふりかけの文化について
お米大国と呼ばれる日本では、ご飯のお供という考えがあり「ふりかけ」は日本の食文化の一つです。
白いご飯にふりかけをかけるだけで、ご馳走の味へ変わるので不思議ですね。
長年日本で愛され続けている「ふりかけ」は近年海外へ進出しつつあり、アメリカでは人気のようです。しかしアメリカは米を主食としないので、ポップコーンに混ぜたりと(ハリケーンポップコーンと呼ばれています)日本とは違った使い方で食べられているそうです。

ふりかけの歴史

ふりかけの歴史
実はふりかけを考案したのは熊本県の薬剤師さんなのです。時は遡り大正時代初期のことです。カルシウム不足を補うために薬剤師さんは魚の骨を粉にして食べることを思いつき、また胡麻や青のりを調味料に加えることで魚が苦手な人でも食べられると考え、それをご飯に乗せて食べたことが「ふりかけ」の始まりです。
このふりかけを「ご飯の友」という名前で商品化し、今ではふりかけの元祖とも言われています。
今でも様々な改良がされているものの熊本県にあるメーカー、株式会社フタバから発売されています。

その後大正14年、福島県にある食料品店の主であった甲斐清一郎氏が白身魚を乾燥させ粉にしたものを昆布の粉と混ぜ、醤油ベースで煮込んだものを乾燥させ、胡麻や海苔を加えた商品を考えました。まさしくこれが好評であり東京へ進出し、本格的なふりかけ事業を始めたのです。これが後にお馴染みとなった「丸美屋」の起源となっています。
当時「ふりかけ」は高級品だったため、一定の階級の人々しか食べられていなかったようです。

時代が変わるにつれて今では「ふりかけ」というと庶民の味方のような存在ですね。
今は様々なフレーバーのふりかけが販売されており、ご飯に乗せただけで食欲をそそる香りや味わいになるという魅力があります。
みさなまはどんな「ふりかけ」がお好きでしょうか?

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。

ぜひ一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。皆様のご来店心よりお待ちしております。

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