ブログ新橋店

2020.7.10

山葉しどけのご紹介

みなさま、「シドケ」という食材をご存知でしょうか?シドケはキク科に属する山菜のことで、国内でも多く自生しており主に食用として食べられています。
本日は、「シドケ」についてお話しをさせていただきたいと思います。

シドケについて

シドケについて
この食材の正式名称は「モミジガサ」と言い、別名「シドケ」と呼ばれキク科コウモリソウ属多年草の山菜として知られています。
茎の高さは約60㎝〜80㎝ほどで、葉は紅葉状に裂けており表面は無毛ですが裏面にはまばらに絹毛があることが特徴です。
以前は身近な山菜として知られていましたが、現在は減少傾向にあり採取が困難となりつつあります。
国内では北海道をはじめ本州、四国、九州と幅広い地域に自生しており、山地や樹林の林床で見かけます。主に春、茎先の葉がまだ展開しないものを食用とし、香りが強くほろ苦さがあります。
一般的に食用には芽を出した10㎝ほどの物を採取するのですが、シドケは山菜の中でも大型な山菜となっており、大きくなると白い花を咲かせます。

野菜では感じられない香りや歯触りが魅力であり、一度食べるとやみつきになる山菜好きにはたまらない味わいです。

シドケの味わい方

シドケの味わい方
独特な香りを持つシドケですが、実は葉ではなく”茎”の部分を味わいます。
一般的には塩を加えたお湯でさっと茹で、冷水でさらしてからお浸しや和え物、天ぷらにして食べられています。ここで香りが飛ばないように長時間水に浸さないように注意が必要です。
シドケは野菜に比べて日持ちがしないので、美味しく味わうためにも手に入ったその日のうちに召し上がることをお勧めします。
保存したい場合には、下処理をしてから冷蔵又は冷凍しましょう。その際はしっかりと水気を切ることがポイントです。

またシドケの栄養素にはカロチンが豊富に含まれており、キャベツの10倍ほどと言われています。カロチンはガンの抑制効果や視力低下を防ぐ効果があり、シドケ特有の香りは食欲増進の効果も期待できると言われています。

ご機会がありましたら是非「シドケ」を味わってみてはいかがでしょうか。

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。

ぜひ一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。皆様のご来店心よりお待ちしております。

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