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立春についてご存知でしょうか

暦の上では春とはいえ、まだまだお寒いですね。皆様風邪などひいておりませんでしょうか。さて、本日は立春についてお話させていただきたいと思います。立春とは冬が終わり春の気配が立ち込める日とされています。冬至と春分の中間にあたり、 立春の前日までが春と言う定義になっているそうですね。それでは詳しくお話ししていきたいと思います。

 

立春とは

立春

 

先ほどもお話しさせていただきましたが立春とは春の気配が立ち始める日とされています。九州地方などでは立春のあたりから梅の花が咲き始めるようです。立春の頃の天気は非常に特徴的です。気温は徐々に上がり始めているのですが寒気のピークや大荒れになることが多いです。南からの低気圧の発生も多く見られるようで天気の荒れる日が目立ちます。 平成26年に起きた関東地方の大雪も立春の後に起きたものです。

一般的に、立春の前日のことを節分と言います。節分は皆様ご存知ですよね。鬼は外福は内と言いながら豆をまくと思います。

禅寺では、門に立春大吉と書いた紙を早朝に貼るならわしがあります。また、中国では春の餅と書く春餅と呼ばれるものを食べるそうです。

 

立春で食べるもの

 

 

それでは立春で食べられるものについてお話ししていきます。いつは立春で必ずこれを食べるというものはあまりありません。全国的に見ると、立春朝搾りというものが多く行われているようです。これは立春の日に作った出来立ての日本酒をその日に販売するというものです。立春朝搾りの歴史はそれほど古いものではなく最近始まったものと言われています。もしお近くに酒蔵がある方は祝い酒としてお召し上がりになるのも良いかと思います。また朝生菓子と呼ばれるお菓子も食べられます。こちらも 前の朝の日に作ってその日に食べまます。

特に桜餅やうぐいす餅は有名ですよね。

 

立春朝絞り

立春朝搾りは絞り上がりが立春日に決まっているため出来上がり時間の調整が難しいそうです。早く出来上がっても遅く出来上がってもダメなわけです。これは厳重な管理と調整が必要だそうで酒蔵の方は大変神経を使っている様です。また出来上がり次第出荷を行うため夜通し作業を行うこともあるそうです。

そして出荷作業の合間には神主さんによるお祓いが行われます。 大変貴重なお酒ですので皆様機会がございましたらお召し上がりになってみてはいかがでしょうか。

 

うぐいす餅

鶯餅

うぐいす餅は求費おは求肥と呼ばれる皮で餡を包み、きなこをまぶしたものです。このきなこに特徴があります。青大豆を使っているからです。青大豆のきなこは独特の甘みと香りがあります。また、色が緑がかっていることも特徴的です。

 

桜餅

桜餅

桜餅は鮮やかな色と爽やかな香りで春を感じさせてくれます。また桜の葉で餅を包む工夫は江戸時代より行われてきたと言われています。そして、桜餅は2種類に分けられます。一つ目は関西風の桜餅の道明寺です。もう一つは関東風の長命寺と呼ばれるものです。

道明寺の名前の由来は道明寺粉という材料を使っているからだそうです。 道明寺粉はもち米蒸した後乾燥させ粗目に砕いたものです。それにより道明寺の皮の食感はつぶつぶとしたものになっています。

長命寺の皮は小麦粉が使われています。小麦粉に水を混ぜて薄く焼いた皮を使います。これにより道明寺に比べつるつるとした食感を楽しむことができます。

どちらも甘く美味しい桜餅ですので、皆様お召し上がりになってみてはいかがでしょうか。

 

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。ぜひ一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。皆様のご来店心よりお待ちしております。

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