ブログ西麻布店

2017.6.10

白金豚について

風薫る新緑の季節、皆様におかれましてはお変わりございませんでしょうか。

さて、今回は白金豚についてお話させていただきたいと思います。日本が誇る有名ブランド豚の白金豚ですがそのおいしさの裏側にはかなりの努力やこだわりを持って飼育していることをご存知でしょうか?特徴なども織り交ぜつつご紹介していきたいと思います。

 

白金豚とは

白金豚

白金豚は日本が誇るブランド豚のことで、高源精麦株式会社という会社の登録商標です。別名プラチナポークとも呼ばれています。

高源精麦は岩手県花巻市にあり、穀物加工をしている会社です。飼育配合から出荷に至るまで一貫して生産しているそうです。飼育、管理体制にももかなりのこだわりを持っているそうで、与える餌は非遺伝子組み換え穀物を使っており、飲み水は山の湧き水を鉱石でろ過してから与えているそうですね。

また、母豚の母乳による免疫が低下してしまう離乳期になった豚は専用の離乳舎と呼ばれている施設で育成します。

白金豚は3種類の豚を掛け合わせたもので、ランドレース、ヨークシャー、バークシャーがこれにあたります。小売り店にはなかなか卸すことはなく、レストラン専用の豚肉と言えるかもしれません。

花巻駅では白金豚をふんだんに使った白金豚弁当が人気を博しているそうです。

 

白金豚の特徴

 

白金豚の特徴は他の一般的な豚に比べて脂身が厚いことが挙げられます。これは小柄な種類の為、体重をしっかりと載せたいという考えから、飼育期間を一般的な豚よりも長くとっているからだそうです。ですから、白金豚は丸々と太っているものが良質なものと言えます。

それぞれの部位別に見てみますと、ロースは芯が細いです。バラは脂身が厚めで、モモは若干小ぶりです。

お察しの通り、白金豚は脂身が多いのです。ですから、うまみが凝縮されていると言えますよね。

白金豚は非常に肉繊維が細かいです。ですから口に入れると溶けてしまうような感覚に陥ります。箸でも小さく切れてしまうほど柔らかいです。また、脂肪融点が高いことも特徴的です。脂肪融点が高いという事は型崩れがしにくいと言えます。例えばしゃぶしゃぶなどに使う際は水臭くなったりぐちゃぐちゃにならないで美味しく食べることが出来ます。

とんかつにしてあげればサクサクに仕上がるはずです。

先程も申し上げましたが、白金豚を扱っているのは高源精麦株式会社です。すべての工程を自社で行っているため他とは似ていない独特のものになります。希少価値が高いものなので一度はご賞味いただければと思います。

 

白金豚のおすすめの部位

白金豚

 

白金豚の中でも最もおすすめの食べ方はやはりベーコンです。白金豚特有の脂身の多さを生かし、程よい塩味で熟成されたベーコンは秀逸です。出荷量に少なさからプラチナベーコンと呼ばれるほど貴重な物として知られています。もちろんそのままでベーコン単体の味を楽しんでいただいてもいいのですがパスタやピザなどのイタリアンとの相性が抜群です。間違いなくとろけるような食感が絶妙にマッチします。

その他にもロース肉やヒレ肉は極上の部位と呼んでいいと思います。とても柔らかいので食べやすさも持ち合わせています。

 

今回は白金豚についてお話させていただきましたがいかがでしたでしょうか。間違いなく美味しい豚肉ですので食べたことのない方は召し上がっていただきたいものです。現在はネット販売もしているようですので気軽に食べれますね。

 

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。ぜひ一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。皆様のご来店心よりお待ちしております。

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