ブログ西麻布店
2020.3.31
春飛魚について
皆様こんにちは瓢喜西麻布店長の岩田です。
本日は春から初夏にかけて美味しいお魚春飛魚についてお話しさせて頂きます。
春飛魚は大部分はハマトビウオという種類で3月頃から店頭に並び始めます。大型で丸っこく、クサヤの原料にもなっております。
味わいと致しましては、脂が少なく淡白ではありますが、新鮮な物はお刺身にするとサッパリとしていて、初夏の夏酒にも良く合い、これからが楽しみな食材のひとつでございます。各地で色々な料理法が考えられており、郷土の味になっているのが特徴的です。日本海側ではアゴと呼ばれて料理やダシの元として重宝されております。性質と致しましては、海面から10mの高さ、ひと飛びで200mも飛ぶと言い、関東以北ではあまり食べられませんが、南西日本では春夏の味として親しまれております。
私がおすすめする調理方法と致しましては、脂が少なく、加熱するとパサパサとしてしまうので、なめろうにするのがおすすめです。鰺とは違うサッパリとしたなめろうになり、生魚が苦手な方にも是非お試しして頂きたい逸品です。
又、加熱調理と致しましては、お豆腐と粗すり身にした飛魚を合わせた、つみれ汁もサッパリとした美味しさでおすすめです。
瓢喜西麻布店では、旬の食材、季節の日本酒などお客様が満足して頂ける逸品をご用意して従業員一同、お客様をお待ちしております。
瓢喜西麻布店
店長 岩田