ブログ西麻布店

2019.12.2

冬至にかぼちゃを食べる理由をご存知ですか?

冬至にかぼちゃを食べる理由を、みなさまはご存知でしょうか?冬至の日には、かぼちゃを食べてゆず湯に入るのが一般的ですので、この日はゆずとかぼちゃを用意するご家庭が多いですよね。冬至の日にかぼちゃを食べるのは、ただ単に栄養のある食べものを食べて、ゆず湯で体を温めるという理由だけではなく、古くから伝わる風習があるからなのです。

本日は、冬至にかぼちゃを食べる理由についてお話させていただきたいと思います。

冬至にかぼちゃを食べる理由について

かぼちゃ
そもそも冬至とは、北半球において一年のうちで最も太陽の位置が低く、日照時間が短い日です。冬至の日にちはその年によって異なりますが、日本ではだいたい毎年12月22日ごろに当たります。日照時間が一年で最も短い冬至は、「死に近い日」を意味し、その厄を払う日が冬至だというわけです。

空調の設備が整い、食料にも恵まれている現代では想像もつかないかもしれませんが、昔は冬の時期には食料が乏しく、寒さの厳しい冬を越すのがとても大変でした。作物がほとんど取れなかった時代には、大切に保存されていた夏に採れたかぼちゃを食べて、冬の寒さを乗り越えていたのだそうです。冬至の日にかぼちゃを食べることから、かぼちゃは冬の野菜だと思われがちですが、実は夏野菜の一つなのです。

かぼちゃは風邪予防にも効果的

夏に採れるかぼちゃですが、採ってすぐの状態よりも、少し寝かせた方が栄養分が増えるので、夏に採れたかぼちゃを保存して冬に食べるということは、栄養面でも理にかなっています。かぼちゃには、カロテンやビタミン類が豊富に含まれているので、風邪の予防をはじめとして、冷え性や貧血、老化の予防、さらには中風や脳卒中の予防にも効果があるとされています。

冬至にかぼちゃを食べるもう一つの理由とは

かぼちゃ
冬至には、「ん」がつく食べ物を食べることが縁起がいいとされ、かぼちゃもそれに当てはまることによって、現代でも「冬至の日はかぼちゃ」が根付いているのです。
なぜなら、かぼちゃは漢字で「南瓜(なんきん)」と書くために、しっかりと「ん」がつく食べ物であるからです。加えて、「南瓜」は、陰を表す北から陽を表す南へ向かうことを意味していたりと、古くから縁起の良い食べ物だとされてきたのです。

栄養が豊富で、縁起の良い大事な野菜であるかぼちゃ。ぜひ、今年の冬至もかぼちゃの温かいお料理を召し上がって、冬を元気に過ごしましょう。

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。

ぜひ一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。皆様のご来店心よりお待ちしております。

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