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冬土用

土用の日といえば、鰻を思い浮かべるのが夏の「土用の丑の日」という方が多いでしょう。

実は、土用は季節ごとに年に4回あるのです。

本日は、「冬土用」についてお話をさせていただきたいと思います。

 

土用の日

陰陽五行説

土用は、中国から伝わった「陰陽五行説(いんようごぎょうせつ)」に基づいています。

陰陽五行説は、古来中国で生れた自然界の理を説く思想のひとつです。

陰陽説+五行説を融合した思想といえます。

 

陰陽説とは、万物は陰と陽という相反する性質に分けられ、互いに消長し調和することによって自然界の秩序が保たれているという思想です。

五行説は、自然界は木・火・土・金・水の5つの要素のバランスから成り立っているとする考えです。

5つの要素には、それぞれの色が割り当てられています。(水=黒、金=白、土=黄、木=水、火=赤)

四季もこの5つの要素に当てはめて、春は「木」、夏は「火」、秋は「金」、冬は「水」の気(生命活動のエネルギー)とされました。

では、「土」はというと、季節の変わり目である立春、立夏、立秋、立冬の前18日間に割り当てられました。

この時季は土の気が盛んになるとされ、「土旺用事(どおうようじ)」と呼ばれ、それが省略されて「土用」となりました。

 

冬の土用

冬土用

季節の変わり目であるのが土用ということを知っていただきましたが、季節の変わり目には体調を崩しやすいものです。

 

特に秋、冬の時期は必ず風邪を引いてしまうという方もいらっしゃるかもしれません。

土用の時に食べた方が良いとされているものをご紹介しますので、栄養をつけて乗り切ってくださいませ。

 

2022年の冬土用は、1月17日から2月3日までの期間です。

2022年の冬土用では丑の日は、1月24日です

丑の日には、「う」のつくものを食べると、元気に過ごすことができるとされています。

たとえば、うなぎや梅干し、うどんなどですね。

うなぎは、夏の土用の丑の日に食べるイメージができていますが冬はむしろ旬の時期なので美味しい鰻を食べることができます。

 

また、「冬土用」はというと、「未の日」に「ひ」が付く食べ物や、赤い食べ物が良いといわれています。

2022年の「冬土用」の末の日は、1月18日、30日です。

 

冬は寒く、乾燥しやすい時期です。

他の季節よりも、ウイルスが感染しやすい時期でもありますし、風邪を引きやすい時期でもあります。

乾燥しないように部屋の湿度を上げたり、身体を冷やさないようにするようにするとともに、免疫力を上げる食べ物を食べることも大切です。

皆さまも昔からの知恵を生かして、冬を乗り切って下さいませ。

 

 

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。

是非一度、当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。

 

皆様のご来店心よりお待ちしております。
 

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