ブログ西麻布店

2019.12.30

伝統野菜・鬼首菜(おにこうべな)

伝統野菜の「鬼首菜(おにこうべな)」とは、宮城県大崎市で生産されている野菜です。宮城県の地域ブランドであり、伝統野菜の一つでもある鬼首菜は、自家消費として栽培されているものがほとんどですので、市場には流通しないのです。

本日は、伝統野菜である「鬼首菜(おにこうべな)」についてお話させていただきたいと思います。

鬼首菜(おにこうべな)とは

冒頭でもご紹介したように、鬼首菜とは宮城県の地域ブランドであり伝統野菜の一つとしても知られています。栽培されている鬼首菜のほとんどは自家消費されるため、市場ではなかなか出回らないのが残念なところです。
収穫の時期は10月~11月で、漬け菜の一種とされています。根の部分も含める全体を食用とされ、程よい辛味と風味が特徴的です。
鬼首菜の地元である鬼首地区では、「ずなっこ」と呼ばれ、独特の辛味と旨味を持ち、鮮やかな緑色の葉をし、からし菜のような見た目をしています。

鬼首菜の歴史について

鬼首菜が栽培されている宮城県大崎市とは、宮城県の北西部に位置し、奥羽山脈を臨む鳴瀬川流域に肥沃な土地を有しています。元々、鬼首菜は大正時代に山形県最上地域から持ち込まれたとされ、現在に至るまで鬼首地区で栽培されてきたのです。かつては冬場の貴重な野菜とされていたため、ほとんどの農家で栽培されていました。

しかし、現在この鬼首菜を栽培しているのは、わずか2件となってしまいました。このままでは鬼首菜がなくなってしまう危機的な状況であることから、地元では鬼首菜を復活させるための活動が行われています。

寒冷な気候のの山間で栽培される鬼首菜は、鬼首地区以外の土地でも栽培することも可能ですが、不思議と独特の辛味がなくなってしまうそうで、その理由は研究されているものの、まだ判明されていないとのことです。古くからこの地域に伝わってきた伝統的な野菜なので、ぜひ復活させていただきたいものです。

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。

ぜひ一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。皆様のご来店心よりお待ちしております。

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