ブログ西麻布店
イワナの特徴と栄養
緑樹の候、皆様には益々ご活躍のこととお慶び申し上げます。本日は、渓流釣りでおなじみのイワナについてお話させていただきたいと思います。イワナは渓流で釣れる大変美味しい魚です。素焼きにして丸ごと食べるととても美味しく食べることが出来ます。また、意外な栄養素も含んでいますのでぜひ召し上がっていただきたい食材の一つです。それでは、イワナについてご紹介していきます。
イワナの特徴
イワナは水辺にすむ昆虫、魚、蒸し、カエルやサンショウウオなどを捕食しています。意外にも肉食性あふれる魚です。産卵期は10月から1月にかけてで、川の本流から少し枝分かれした支流で産卵することが多いようです。生まれてから2年以上たったメスとオスが数年間にわたって繁殖活動していくそうです。卵は10℃ほどの水中に産み付けられ、50日ほどたてば孵化します。人により管理されたイワナは30年も生きたという例もありますが、基本的には寿命は6年ほどと言われています。
冬になると体に特徴が表れてきます。それは、体の色が黒ずんでくることです。この黒ずみは釣り人の間ではさびと呼ばれています。春になり水温が上昇するとともにこの黒ずみは自然と消えていくそうです。
イワナは淡水で一生過ごす魚です。川の最も上流域あたりの水が冷たい場所で生活しています。多くが食用として利用されています。また、渓流釣りでも非常に人気のある魚と言われています。
食材としての特徴
イワナは非常に淡白な味です。塩焼きや空揚げにすると絶品ですよね。また、焼いたイワナに日本酒を注いだものを骨酒と呼び、広く好まれています。イワナは5月6月頃に旬を迎えます。
イワナは他の川魚に比べ、多少値が張ります。養殖ものですと5匹で1300円ほどで売られているところもあります。1匹平均で約300円ほどでしょうか。
市場に出回っているものはほとんどが養殖されたものです。天然のイワナを販売しているところもありますが、値段が格段に高いです。1匹約1000円ほどで取引されているそうです。確かに天然ものは味が良く、人気です。さらに渓流釣りのプロから仕入れるので手間もかかるため高価になってしまうようです。
イワナは20センチから60センチほどに成長します。淡白で癖のない味が特徴ですので新鮮なものは刺身にして食べることもできます。一般的に多い調理法は素焼きや揚げ物ですよね。イワナの体には独特のぬめりがあります。生臭さがあるので調理前には塩水で洗い、ぬめりをとることをお勧めします。
イワナの栄養素と効能
イワナを食べることで肝機能に良い影響を与えてくれたり、がん、アレルギーに発生を防いでくれる効果があると言われています。さらに、高血圧、動脈硬化などの予防にも効果的です。
たんぱく質が多い魚であり、脂身が少ないのが特徴ですね。また、ビタミンⅮ・Eなどが多く含まれていると言われています。脂肪酸の効果で、肝機能の維持や循環器疾患を予防する働きもあるようです。ビタミンEは抗酸化作用を持っています。このため、過酸化脂質を抑え細胞の老化を防いでくれます。また、血管を広げてくれる効果もあるので、肩こりや冷え性、頭痛の改善に役立ちます。その墓、カリウムにより人体に有害なナトリウムを体の外に出す役割ももっています。このため、高血圧の予防につながります。
今回はイワナについてお話させていただきましたがいかがでしたでしょうか。栄養も豊富で美味しい魚であるイワナをぜひ召し上がってみてはいかがでしょうか。
当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。ぜひ一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。皆様のご来店心よりお待ちしております。