ブログ西麻布店

2017.12.23

アサリの特徴や調理例

ゆく秋の寂しさ身にしみるころ、皆様いかがお過ごしでしょうか。本日は、アサリについてお話させていただきたいと思います。アサリは最もポピュラーな貝類と言っても良いほど良く食べられている貝ではないでしょうか。炊き込みご飯やアサリ汁、パスタや酒蒸しは人気のアサリ料理ですよね。それでは、アサリの特徴や栄養素などについて詳しくご紹介していきたいと思います。

 

アサリの特徴

アサリ

 

アサリの外見的な特徴についてお話させていただきます。アサリは殻の大きさが、最大で6センチほどになる二枚貝です。色は黒、白黒、白茶、茶色、青白など様々な色をしており模様も様々です。二つとして同じ模様のアサリはいないと言われているほどです。北海道で採られるアサリには特徴があります。それは他の場所のアサリに比べると大きなものが多いことがまず挙げられます。そして、模様は目立つものはなく、ほとんどが黄色をしています。

アサリは北は北海道、南は九州まで幅広く分布しています。世界的に見ると、朝鮮半島、インドシナ半島にも良く生息しています。最近ではヨーロッパ、アメリカ、ハワイなどでも生息しているそうですね。

 

アサリは産卵によって増えていきます。冬以外の季節では常に産卵していますが基本的には春、秋が産卵シーズンと考えてよいでしょう。

産卵するにはそれなりの条件が必要だそうです。まず、親となる貝が10か月以上経っており、大きさが2センチ~2.5センチほどになっていること。水温が春の場合は19~24℃、秋は15~23℃あることが条件です。受精卵は10時間ほどで孵化します。2~4週間で海底に着底し、着底後は足糸と呼ばれるものを分泌することで砂や石につかまっています。この足糸は成長とともになくなっていくそうです。

大きさの推移は、稚貝で0.25mm、1~1.5か月目で1ミリ、4~6か月で2ミリ、1年で3mm、成貝で4ミリ以上と言うような段階があります。あくまでも目安ですので、生息場所や環境により違いはあるかと思います。

 

アサリの下処理

 

アサリを殻ごと調理する際には必ず下処理が必要になってきます。これを砂出し、砂抜きと言います。海水を使うと一番効率が良いですが水道水を3%ほどの濃度の塩水にして代用します。夏場は2~3時間、冬場で8~12時間つけておく必要があります。50度ほどのお湯を使うことで時間を早めるやり方もあります。

アサリをすぐに食べることなく保存しておく時には冷蔵庫で数日間は保存がききます。長期保存時は殻つきのまま冷凍しておくことをお勧めします。

解凍する際は電子レンジで解凍できます。

 

アサリの調理法

 

 

それではアサリを使った料理例をご紹介していきます。

 

アサリの酒蒸しアサリ

まず下処理として砂抜きをしておきます。そしてアサリをフライパンにかけ、トウガラシを入れます。そして酒をふり加熱していきます。蓋をしながらフライパンを動かしてください。殻があくまで蒸します。殻が開いてきたら塩を振り、ネギなどを散らせば完成です。

 

アサリ汁

アサリ汁

鍋にアサリを15個ほど入れます。昆布、酒、水を入れ中火で沸騰させます。煮だって来たら昆布を取り除きます。貝があいてくるとアクが出てきますのでそれを取りながら火にかけ続けます。薄口しょうゆで味を調えれば完成ですね。

 

アサリは様々な料理に使うことのできる貴重な食材です。また、亜鉛やカルシウム、ミネラルも豊富に含まれております。体にも良い食材ですから重宝しますね。

 

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。ぜひ一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。皆様のご来店心よりお待ちしております。

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