ブログ西麻布店

2019.5.30

ちりめん山椒の作り方

ちりめん山椒は、ピりっとした山椒の風味とちりめんじゃこの旨味を存分に楽しむことができるご飯のお供でもあります。ワンランク上の上品な味わいは、クセになってしまうおいしさです。

本日は、ちりめん山椒についてお話させていただきたいと思います。

ちりめん山椒とは

ちりめん山椒
冒頭でも触れたとおり、ちりめん山椒とは、ちりめんじゃこと山椒の実を佃煮にしたものです。京都のおばんざいの一つでもあり、京都土産としても人気が高いのだそうです。
みなさんご存知の通り、京都は海から遠くに位置してるため、昔は生のままの魚を食べることはほとんどありませんでした。そういった背景から、京都の人々は魚を塩や味噌、醤油などで味付けして保存していたのです。

山椒の実は、ピリっとした辛みを持っているのが特徴ですよね。ウナギのかば焼きを食べる際には欠かせないスパイスです。
意外だと思われるかもしれませんが、山椒の木は日本では古来から存在している背の低い落葉樹なのですが、なんとミカン科の一つなのです。
6月~7月に出回る山椒は、古くから京都の食卓で親しまれてきた食材なのです。

そして、これらを合わせて作られたのが、「ちりめん山椒」です。
醤油や酒で煮あげられたその味は、京都らしい気品ある味わいです。

ちりめん山椒の作り方

ちりめん山椒
京都の文化の一つでもあるちりめん山椒ですが、その京都の味をご自宅で再現することも可能です。

まず、ちりめんじゃこは水でサッと洗っておきます。
鍋にみりんと酒を入れて、火にかけます。
アルコールを飛ばしたら、醤油とちりめじゃこを加えて15分くらい煮ましょう。
この際、アクを取りながら煮るのがポイントです。
煮汁が半分ぐらいの量になったら、ここで山椒を加えます。
煮汁がなくなるまで、弱火で5分程度煮こみます。
※途中で煮汁がなくなってしまったら、水を加えましょう。
煮汁がなくなるまで煮詰めたら、バットなどに広げて水分を飛ばして完成です。
冷ましたら、密閉容器に入れて冷蔵庫で保存しましょう。約2週間保存可能です。

京都のお土産の定番と言ったら、やはり八つ橋などと言った甘いお菓子がポピュラーですが、甘いものが苦手な方へのお土産は悩んでしまいますよね。
そんな時は、今回ご紹介したちりめん山椒がおすすめです。
ぜひ、みなさまも機会があったら味わってみてください。

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。
是非一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。

皆様のご来店心よりお待ちしております。

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