ブログ西麻布店

2019.2.23

白ごま、黒ごまについて

白ゴマや黒ゴマなど、ゴマにはさまざまな種類がありますが、その違いをご存知でしょうか?お料理によって使い分けている方も多いかと思いますが、これらは見た目の色以外にもそれぞれ異なる特徴を持っているのです。

本日は、白ごまと黒ごまについてお話させていただきます。

ごまについて

お料理のトッピングやドレッシングなどにも欠かせないゴマの発祥は、アフリカのナイル川の支流だと言われています。そこから、インドや東南アジア、ヨーロッパ、シルクロードを経て日本まで伝わったとされています。
日本では、縄文時代の遺跡からゴマが発見されていますが、その当時の利用方法は明確になっていません。しかし、奈良時代になると「ごま油」が調味料として利用されるなどとのことから、すでにゴマが作物として栽培されていたことがわかります。

みなさんご存知通り、ゴマには「白ゴマ」、「黒ゴマ」、「金ゴマ」と、大きく分けて3つの種類があるのですが、その色や形、大きさなどは種類によって異なり、世界には約3,000種類以上のゴマがあると言われています。

日本でお馴染みなのは、「白ゴマ」と「黒ゴマ」ですが、これらの基本的な栄養素は、ほとんど同じなのだそうです。しかし、種皮の色が異なることから、いくつかの成分に違いがあるのです。

白ゴマ

白ゴマ
胡麻和えやドレッシングなどにも多く使用されている白ゴマは、黒ゴマと比較すると脂質がやや多く、ほのかな甘みがありつつも味が控えめであるという点が特徴です。リノール酸やオレイン酸といった脂質が多いことから、ゴマ油の原料としても使用され、特に西日本で好まれることから、日本国内では鹿児島県が主な生産地だとされています。

また、ゴマに含まれている代表的な栄養素であるセサミンは、黒ゴマよりも白ゴマに多く含まれてるという点も、これらの違いです。一方で、白ゴマは種皮の色が白いことから、黒ゴマには含まれているアントシアニンというポリフェノール色素は含まれていないのです。

黒ゴマ

黒ゴマ
種皮の割合が多い黒ゴマには、アントシアニンが含まれているのが特徴です。白ゴマと同様に、カルシウムや脂質、セサミンも含まれて入るのですが、その量は白ゴマの方が勝ります。
日本国内での主な産地としては、鹿児島県や沖縄県が挙げられます。黒ゴマは、そのままトッピングなどに使用されることもありますが、皮が堅いため、すって食べるのが一般的だとされています。

白ごま、黒ごまの使用

白ごま、黒ごま共に若干の違いはあるものの、基本的な栄養価には大きな違いはありませんので、その特徴を生かした使い分けをするのがおすすめです。
白ゴマは、見た目も味も香りに関しても、それほど主張が強くない事から、優しい味わいに仕上げたい時に使用しましょう。
一方の黒ゴマは、ゴマ独特の香りが強くて香ばしいことから、プリンやクッキーなどのお菓子に使用すると、ゴマ独特の風味を生かすことができるのです。

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。是非一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。

 

皆様のご来店心よりお待ちしております。

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