ブログ西麻布店

2018.9.15

焼きトウモロコシがおいしい季節です

大暑の候、皆様におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。本日は、トウモロコシについてお話させていただきたいと思います。トウモロコシと言えばバーベキューで焼いて食べる焼きトウモロコシがおいしいですよね。香ばしい香りと甘みが食欲をそそります。

今回は、そのトウモロコシの特徴や栄養、食材としての利用方法などをご紹介していきたいと思います。

 

トウモロコシの特徴

トウモロコシ

トウモロコシはとても大きな部類の作物です。イネ科に属していますがその中でも大きな葉を持つことで知られています。また、葉っぱの大きさ、数、背丈は品種ごとに大体の数や大きさが決まっており、早熟なものほど小さい傾向があります。

環境的に、多くの太陽光を必要とし気温も高い方が良く育ちます。また、収穫までの期間中10アールごとに350~500トンほどの水が必要だそうです。

トウモロコシは6月~9月ごろに旬です。特に夏場の7月は出荷が最盛期を迎えます。

利用用途ですが、世界的に見て最も多いのが家畜などの餌です。これは全体の60パーセントほどを占めているそうです。続いては工業用です。コーンスターチ製造などに使われます。こちらが32パーセント。そして、人間が食べている分は約8パーセントと言われています。

消費が最も多い国はメキシコやアフリカ東部から南部にかけての国々が多いそうです。これはトルティーヤなどトウモロコシを原料とした食べ物を多く食べる国だからです。

中国やアメリカは生産量こそ多いですが食用としてはあまり利用されていないようでした。

 

食材として

トルティーヤ

 

それでは、食材としての利用価値、方法などについてお話していきます。

トウモロコシは遠い昔から重要な主食として扱われてきました。マサと言う食べ物をご存知でしょうか?これはトウモロコシの種を乾燥させ、石灰を加えた水で煮込みアルカリ処理をしたうえでペースト状にすりつぶし手パン生地のようにしたものです。

これを薄く延ばして焼いたものがトルティーヤになります。メキシコの代表的な料理ですよね。また、南米アンデス地方ではトウモロコシを発芽させたものを糖化させさらに発酵することでお酒にするそうですね。これをチチャと呼びます。

ヨーロッパやアジアではトウモロコシを製粉して料理に使い始めました。イタリアのポレンタ、ママリガ、東アフリカではウガリなどのおかゆのようなもの、中国のウォートウなどの饅頭にする場合もあります。

それでは、日本ではどうなのでしょうか。今現在、主食として食べられることはほとんどないと思います。しかし、高度経済成長期より前の時代は寒冷地、山間地は米の収穫が期待できないためにトウモロコシをあらびきにしておかゆにしたり、製粉して食べていた地域も多くあったそうです。

 

トウモロコシの栄養価

 

トウモロコシは炭水化物とでんぷんを多く含んでいる食べ物です。人間が活動する上でとても重要なエネルギーになります。また、不飽和脂肪酸も多く含まれます。こちらは悪玉コレステロールを減らし、善玉を増やしてくれます。動脈硬化予防に効果的です。

ビタミンB群も多く含まれています。B1B2は大切な栄養なので夏バテ対策に効果的ですね。

 

今回はトウモロコシについてお話させていただきましたがいかがでしたでしょうか。貧困にあえいでいた時代の日本を支えてくれた重要な食材と言えます。

また、現在においてもコーンスープ、焼きトウモロコシ、スナック菓子と私たちの身近な食べ物に利用されています。これからもおいしく食べていきたいものですね。

 

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。ぜひ一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。皆様のご来店心よりお待ちしております。

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