ブログ西麻布店

2018.5.29

新玉ねぎがおいしいです

春とはいっても朝夕はまだまだ冷え込みがきびしいですね。皆様、お元気にされていますか?さて、本日は新玉ねぎについてお話させていただきたいと思います。新玉ねぎといえば 肉じゃがなどにして食べるととても美味しいですよね。新玉ねぎの特徴や栽培方法などについて詳しくご紹介していきたいと思います。

 

新玉ねぎとは

新玉ねぎ

 

新玉ねぎの定義として収穫してから約2日から8日ほどで出荷されたものを言います。玉ねぎには春まきのものと秋まきのものがあります。ですから、春まきのものは秋に収穫され、その後すぐに出荷されたもの、今まきのものは春の収穫後すぐに出荷されたものを新玉ねぎと言います。新玉ねぎの特徴として乾燥させずに出荷することで水分量を多くしています。これにより辛味が抑えられ甘いと感じる人が多いようです。

 

玉ねぎの生産と流通について

 

日本での玉ねぎの生産量は約120万トン、作付面積にして24000ヘクタールを誇っているそうです。そのうち北海道が66万トンの生産量、作付面積は12500ヘクタールと全ての生産量の半分以上を占めていると言えます。その後佐賀県や兵庫県、愛知県や長崎県、大阪府などが主な産地となります。北海道は主に春まき栽培を行っており、他の都府県では秋まき栽培が行われているため市場には季節ごとに産地が異なっているものが売られているようになります。

当然、輸入品も多く出回っています。中国や韓国、タイ、アメリカ、ニュージーランドからのものが多いようです。安価な輸入品に対抗するため国産品は生産流通コストの低減化、生産技術の向上、高機能性品種の開発などに力を入れているそうです。

 

様々な栽培方法

 

玉ねぎ

 

春まき栽培

春まき栽培は主に北海道で行れている栽培方法です。収穫時期が7月以降になるもので、本州で栽培されている秋まきタマネギが品薄になるまで保存がきく品種となります。2月から3月にかけてビニールハウス内で播種し、苗を育てます。そして4月下旬から5月にかけて畑に移植します。現在の一般的な方法としてみのる式と呼ばれる成型苗を自動移植機で定植する方法とられています。一か月ほど苗が根付くまで時間がかかります。そして6月から7月にかけて葉っぱの生育が盛んになります。その後から茎が大きく育ち始めます。この時期になると様々な病気による被害が発生してしまうため定期的に農薬による防除を行っています。そして8月になると地上に出ている部分が倒伏していきます。その後収穫の前に株を土から引き抜きます。これは着色を促したり貯蔵性を高める効果を出すための根切りと呼ばれる作業です。収穫直前には枯れた葉っぱを切り落とし収穫し、コンテナなどに入れ乾燥させます。

 

秋まき栽培

主に秋まき栽培が行われている地域は関東より西で、冬に作付けできることが条件の地域です。こちらは9月に播種し、苗を育てます。そして10月から11月にかけて移植を行い、 極早生や早生に関してはマルチやトンネルで覆うこともあります。春一番や暖かい雨が続くと雑菌が繁殖しやすくなってしまうため倒伏前まで消毒が欠かせません。3月から5月にかけて倒伏し、天気が良く乾燥した日に行います。早生や極早生は倒伏前に収穫し葉っぱがついた状態で出荷することもあります。

 

今回は、新玉ねぎについてお話しさせていただきましたがいかがでしたでしょうか。新玉ねぎは肉じゃがやカレー、サラダなどに最適の食材かと思います。栄養面に関しても優秀な食材であるためぜひ、皆様お召し上がりになってみてはいかがでしょうか。

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。ぜひ一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。皆様のご来店心よりお待ちしております。

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