ブログ西麻布店

2019.5.31

幽庵焼きの作り方のコツ

幽庵焼き(ゆうあんやき)とは、和食の焼き物の一つで、魚料理の基本とも言えます。あまり聞きなれない調理方法かもしれませんが、ご家庭にある身近な調味料で簡単に作ることができるのです。

本日は、幽庵焼きについてお話させていただきたいと思います。

幽庵焼き

幽庵焼き
冒頭でも触れたように、幽庵焼きとは伝統的な魚の調理方法で、魚料理の基本です。
醤油やみりん、酒を混ぜ合わせて作った調味液に、柚子やかぼすを輪切りにしたものをいれたものを「幽庵地」と言い、そこへ数日間漬けておいた魚を焼いたものが、「幽庵焼き」なのです。味付けがしっかりしてるので、白いご飯との相性も抜群です。

この幽庵焼きは、もともと江戸時代の茶人であった北村祐庵が考案した調理方法だとされています。サワラやカマス、アマダイなどといった魚の切り身の他、鶏肉を使用してもおいしく作ることができます。

幽庵焼きの作り方のポイント

切り身
幽庵地に使用する調味料は、1:1:1の割合で混ぜ合わせるのがポイントです。
まずは、材料をご紹介します。

【材料】
・魚の切り身
・酒
・醤油
・みりん

【作り方】
魚の切り身に塩を少々振り、30分ほどそのまま置きます。
切り身から水分が出てきますので、余分な水分をキッチンペーパーでふき取りましょう。
鍋に、材料の酒、しょうゆ、みりんを入れて、ひと煮立ちさせます。
粗熱がとれたら、バットなどに移し、そこへ切り身を漬けて40分程度置いて味をなじませます。
ただし、脂身の多い魚を使用する場合は、一晩以上漬けるとより味がしみやすくなるので、おすすめです。
漬けこんだ切り身を取り出し、水分をキッチンペーパーでふき取ります。
グリルなどで焼いたら、完成です。
焼く際は、フライパンにアルミシートを敷いて焼いてもOKです。

魚を焼く際のコツは、強い火力で一気に焼こうとするのではなく、弱火でじっくりと焼くことです。火が強いと、焦げやすくなってしまいますので、注意しましょう。
幽庵焼きに使用する魚は、鮭やブリ、タチウオ、カジキなどさまざまな種類の魚をも用いることができるので、お好みに合わせて選びましょう。

晩御飯にはもちろん、お弁当のおかずとしてもおすすめの幽庵焼き。
ぜひ、ご家庭でも作ってみてくださいね。

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。
是非一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。

皆様のご来店心よりお待ちしております。

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