ブログ西麻布店

2020.5.10

京都の八幡村発祥「八幡巻き」

みなさま、八幡巻き(やわたまき)をご存知でしょうか?「八幡巻き」とは、煮たゴボウを軸として鰻などを巻き付けさらに煮たり、タレを付けて焼く料理のことです。京都近郊の八幡村が発祥の地とされ、郷土料理として知られています。
本日は、「八幡巻き」についてお話しをさせていただきたいと思います。

八幡巻き

八幡巻きについて
ゴボウを使った八幡村の郷土料理、近年日本各地で食べることができる料理となっています。当時、殺生を慎むという時期に川魚をゴボウに巻き隠れて食べていたことが始まりだったという説があり、元々八幡村ではゴボウの産地として知られ、また天然の鰻も獲れたといいます。「八幡巻き」の由来は名前の通り「八幡村」からきており、今でも親しまれている料理なのです。
近年ではバリエーションが増え、鰻だけではなく穴子や牛肉、豚肉、鶏肉を巻いて食べる八幡巻もあります。また、味付けや調理方(煮る、焼く)など様々なタイプが存在し、アレンジ料理を楽しめます。

おせち料理の一つとして用いられることもあり、京都を中心に大阪などでもよく食べられています。

八幡巻きレシピ

八幡巻きレシピ
様々なタイプの八幡巻きがありますが、近年定番となっている八幡巻きの作り方をご紹介します。

◆作り方:ゴボウを綺麗に洗い、柔らかくなるまで茹でます。薄くスライスされた肉(牛肉、豚肉、鶏肉)をゴボウに巻き付けます。フライパンで焼き目を付けて、タレ(出汁、醤油、日本酒、砂糖)を加え味付けをします。最後にお好みの長さにカットしたら完成です。

ゴボウは長く真っ直ぐ根を張ることから縁起の良い食べ物と言われています。鰻や肉を巻いているのでボリュームがあり見た目も美しいので、夕食のおかず、お正月料理はもちろん、お祝いの席の料理など様々なシーンで活躍する一品です。また、甘辛い醤油ダレなのでお子様のお弁当にもお勧めです。

ゴボウには食物繊維が豊富に含まれているので、美容や健康に嬉しい食材です。さらに、ゴボウと一緒にインゲンや人参を足すなどアレンジも様々であり、季節によって具材を変えてみるのもいいですね。

是非一度、八幡村の郷土料理「八幡巻き」をご家庭で味わってみてはいかがでしょうか。

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。

ぜひ一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。皆様のご来店心よりお待ちしております。

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