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丹波の栗

皆さま、栗はお好きですか?

栗のブランドとして最も有名なのは、「丹波栗」でしょう。

「丹波といえば栗、栗といえば丹波」と言われるほどで、朝廷や幕府に献上された日本最古の地域ブランド品です。

大きくて、甘い丹波栗は、例年9月中からの一カ月位が収穫時期です。

本日は、丹波栗についてお話をさせていただきます。

 

丹波栗とは?

丹波栗

「丹波栗」というのは、主に丹波・篠山地方で栽培される和栗のことをいいます。

丹波・篠山地方は、京都府から兵庫県にかけてまたがる地域です。

 

穏やかな山の丹波地方の風土が栗の育成に適していて、平安時代の初期には丹波地域で栽培され始めたようです。

あまりに美味しい栗として、朝廷や幕府に献上されてきました

平安時代の中頃の「延喜式」という法典(927年)には、朝廷に栗を献上できる国として「丹波」の記載があり、当時

から自然の栗ではなく栽培した栗を生産していたようです。

 

 

それだけの歴史があるといっても、特定の品種を指したものではなく、この地方で採れる大粒の栗をさす名称です。

品種としては「銀寄」や「筑波」などが中心となっています。

銀寄栗

丹波栗は、大粒で甘くて香り良いのが特徴。

大きいものは、大人の男性の手でも3~4粒ほどしかのらないものがあるほど。

そんな大きさを一般の栗と比べた画像をご覧ください。

丹波栗と通常の栗の大きさ比較

画像:やながわ

 

古来よりのブランド品丹波栗は、品質が非常に高いのとともに値段も非常に高価なものです。

全国の栗生産からみると、丹波栗は全体の1%ほどにしかならないので、より希少価値のあるものとなっています。

 

丹波栗の魅力

丹波栗の魅力は、粒の大きさだけではもちろんありません。

甘みが強く、肉質が締まっており、渋皮がはがれにくく風味が強いのが特徴です。

また、火を通すとほくほくになる肉質を持っています。

 

栗ご飯や甘露煮、渋皮煮など、料理にもお菓子にも用いられますが、その美味しさは別格です。

 

丹波栗の美味しい召し上がり方

丹波栗を使った料理を2つご紹介していきたいと思います。

 

そのままでは剥きにくい外皮(鬼皮)は、事前に一晩水に漬けておくか、数時間お湯に浸けておけば簡単に剥くことができます。

 

◎甘露煮

材料は、栗1kg、砂糖500g、みりんとクチナシの実を適量です。

作り方はシンプルです。

 

栗の皮をしっかりとむいてください。内側の渋皮も残さずにむいてください。

砂糖より少し多いくらいの水を一度沸騰させて、その中に砂糖、栗、その他を入れてとろ火でじっくり煮れば完成です。

 

◎栗おこわ

材料は、もち米5カップ、栗200g(皮つき400g)、小豆100g、塩小さじ2です。

まず、栗は甘露煮同様にしっかりと皮をむきます。

また小豆は硬めに炊きます。

 

蒸し器の中に敷き布を広げて、材料をすべて入れ蒸してください。

途中で、2~3回小豆の湯をふってください。そうすることで美味しく仕上がります。

もち米がふっくらと炊ければ完成です。

 

 

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。

是非一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。

 

皆様のご来店心よりお待ちしております。

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