ブログ西麻布店

2019.6.22

「おにぎり」について

「おにぎり」は、お出かけの際や運動会、ピクニックなど様々なシーンで登場する、日本人にとっては非常になじみ深いものですよね。最近では、「おにぎらず」といったあえて握らずに作る新しいタイプのおにぎりも登場していますが、三角形や丸い形のものが主流となっています。日本のみならず、海外でも人気のおにぎり。ちなみに、フランスではツナマヨが一番人気があるのだそうです。

本日は、「おにぎり」について改めてお話させていただきたいと思います。

古くから親しまれているおにぎり

おにぎり

持ち運びに便利で、手軽に食べることができるおにぎりは、大人からお子様まで人気があります。小さな子供だと、お茶碗ではなかなかご飯を食べてくれないのに、おにぎりにしてあげると喜んで食べることも多くあります。
そんなおにぎりですが、かなり古くから親しまれていたようです。

縄文時代にイネが日本に伝わると、その後九州地方から東北の地域にまで、稲作が広く伝わったのだそうです。そして、弥生時代の中期から後期には現在のおにぎりの原型とも言えるものが食べられていたのだそうです。そして、奈良時代に編纂された「風土記」には、「握飯」の記述があり、その時代にはすでにお米をおにぎりにして食べていたことがわかります。

もともと、おにぎりは残ってしまったお米の保存や携帯するために発展していったようですが、次第に常食として浸透していきました。ご存知のように、現在ではスーパーやコンビニへ行くと必ずおにぎりが売られているコーナーがあり、私たちの食生活に密着していることを実感させられますよね。

「おにぎり」と「おむすび」との違いについて

おにぎり
みなさんは、おにぎりのことを何と呼んでいますか?地域や世代によって呼び方に違いがあるようですが、ここでは「おむすび」と「おにぎり」との違いについて触れてみたいと思います。

実は、「おむすび」とは東日本での呼び方で、「おにぎり」は主に西日本での呼び方なのだそうです。
「おむすび」とは、平安時代の女性たちが握った米をこのように呼ぶようになったのが始まりだとされ、「おにぎり」とは、お米を固く握った握り飯からそのように呼ばれているのです。

また、様々な形のものがある中で、三角形に握ったものを「おむすび」と呼ぶことが多いようです。ちなみに、「おにぎり」の形に関しては、形に関係はないのだそうです。

日本人の食生活を支えてきたおにぎりは、弥生時代というかなり古い時代から親しまれてきたことに驚いてしまいますよね。
現在のように当たり前に売られているおにぎりは、日本人の工夫によって発展してきたものなのだと、改めて実感します。
持ち運びに便利なおにぎりですが、普段の食事の際に食卓に並べてみるのもいいかもしれませんね。

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。
是非一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。

皆様のご来店心よりお待ちしております。

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