菊花蕪・大根について

菊花蕪とは、その名の通り蕪を菊の花のように切る切り方で、秋の炊き合わせや和食の付け合わせに用いられるものです。また、同じようにこの飾り切りは大根など他の野菜でも用いられる方法なのです。

本日は、「菊花蕪・大根」についてお話させていただきたいと思います。

菊花蕪・大根とは？

冒頭でご紹介した通り、「菊花蕪」とは蕪を菊の花のように切ったもので、お料理に華を添えてくれる役割があります。「蕪の菊花切り」とも呼ばれ、甘酢に漬けて焼き物のあしらいなどに用いられます。このような野菜の飾り切りは蕪の他にも大根やニンジンなどでも用いられ、想像通り繊細な作業によって作られているのです。

菊花蕪・大根の作り方について

見た目にも美しくて華やかな菊花蕪。
一言で「菊花蕪」、「菊花大根」と言ってもいくつかの種類があります。
今回は、比較的簡単にご家庭でも作れる菊花蕪・大根の作り方をご紹介したいと思います。

材料は、蕪2つに対して
水：500cc
塩：大さじ1
酢：3/4カップ
砂糖：大さじ4
さらに、お好みで鷹の爪(1本)を加えてもいいでしょう。

まずは蕪の皮をむき、横で半分に切ります。
次に切った蕪の断面に細かく格子状の切込みを入れましょう。
この際、蕪の手前に割りばしなどを置いて着ると、切り過ぎてしまうのを防止することができます。
細かく格子状に切り込みを入れることができたら、それを切って4等分にしましょう。
この際、格子状の切込みに沿って切るのがポイントです。
容器に塩水を用意して、そこへ切った蕪を漬けて30分程度そのまま漬けこみます。
最後に、酢と砂糖を混ぜ合わせた甘酢に水気を切った蕪を入れて、3時間以上漬けます。
盛りつける際は、格子状の切込みを聞くの花びらのように広げて形を整えます。

おせち料理に用いられることの多い菊花蕪、菊花大根ですが、ぜひ秋の炊き合わせやなどに用いてみてはいかがでしょうか。
華やかさをそえるだけでなく、箸休めにもなる甘酢漬けは、毎日の食卓にもおすすめです。

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。

ぜひ一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。
皆様のご来店心よりお待ちしております。