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戻り鰹は秋の味覚

戻り鰹は、程よく脂がのっていて非常に美味しいとされ、秋の味覚の一つとも言われていますよね。ところで、「初ガツオ」と「戻りガツオ」の違いとは、一体何なのでしょうか?

本日は、「戻り鰹」についてお話させていただきます。

初鰹と戻り鰹と違いについて

戻り鰹
カツオは、主に太平洋や大西洋、インド洋などの熱帯から温帯の地域に広く生息しています。これらの地域では大きな群れをつくって生息しているのですが、この大群は春頃になると黒潮にのって日本近海に訪れます。
九州あたりには2月頃、四国・紀州沖には3月、伊豆・房総沖には4月というように、エサを求めてどんどんと北上してくるのです。この時期に水揚げされるカツオは「初鰹」と呼ばれ、その年初めてのカツオということを意味しています。さらに、7月~8月になるとこのカツオの群れはさらに北上して宮城県金華山沖、三陸沖、北海道沖あたりに到達します。
そして、親潮が強まってくる9月になると、今度はUターンして南下し始めるのです。このように南下し始めた鰹のことを「戻り鰹」と呼んでいるのです。

初鰹は、脂肪が少なくさっぱりとした味わいが特徴的ですが、一方の戻り鰹はエサをたっぷり食べているため脂が乗っているのが特徴です。

戻り鰹の時期について

戻り鰹が最も美味しいとされている旬の時期は、9月ごろだとされています。
特に三陸沖で捕れたものは、刺身やたたきなどにして食べるのがおすすめです。近年では、年間を通して漁獲することができるカツオですが、食通の間では「鰹は秋に限る」とさえ言われるほど、戻り鰹は美味だとされているのです。

鰹は低カロリーでヘルシー

カツオは、ただ単においしいだけでなく、健康に嬉しい栄養素が豊富に含まれている魚です。

特にカツオに多く含まれている栄養素が、脳の働きを活性化する働きのある「DHA(ドコサヘキサエン酸)」と血栓を予防する働きがある「EPA(エイコサペンエン酸)」です。
それらの含有量は、魚の中でもトップクラスの多さだと言われています。

同時に、造血作用のあるビタミンB12や、カルシウムの吸収に役立つビタミンD、そして肝機能の働きを助けるタウリンといった栄養素もカツオには豊富に含まれているのです。
これだけ栄養素がぎっしりと詰まったカツオですが、意外にも低カロリーですので、ダイエット中の方にもおすすめです

戻り鰹の美味しい食べ方

カツオのたたき
ご存知の方も多いかもしれませんが、カツオは頭と内臓の一部の他は、ほとんど捨てるところのない魚です。
カツオの定番のお料理は、「カツオのたたき」や「刺身」ですが、他にも「角煮」や「塩焼き」にしてもおいしくいただくことができます。カツオは、鮮度が落ちるのが早いという欠点はありますが、もし新鮮なカツオが手に入ったら、ぜひ刺身でカツオ本来の味を楽しんでいただきたいものです。

戻り鰹の場合には、とくに自分の好みにあった方を選ぶのがおすすめです。
ぜひ、秋の味覚の一つである「戻り鰹」を今の時期に美味しくいただいてみて下さい。

 

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。
是非一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。

 

皆様のご来店心よりお待ちしております。

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