ブログ京橋店
水ようかんの作り方
水ようかんと言えば、夏のスイーツというイメージがあるかもしれませんが、もともとは夏ではなく冬のスイーツであることをご存知でしょうか?もともとは、お正月のおせち料理に入れるデザートとして作られていた和のスイーツなのです。
今回は、水ようかんについてお話させていただきたいと思います。
水ようかんについて
冒頭でもご紹介したように、水ようかんはもともとお正月のおせち料理のために作られていた冬のスイーツです。
しかし、水ようかんは一般的な普通の羊羹よりも水が多く配合されいることから、さっぱりとしているため、清涼感を感じさせてくれるのです。
羊羹と水ようかんの違いについて
水ようかんは、寒天を溶かしたものに砂糖とこし餡を加えて混ぜ、型に入れて固めたものです。羊羹も、こし餡や砂糖を寒天を使用して固めたものなのですが、水ようかんの方が寒天や砂糖、こし餡の配分は少なく、その分水分が多くてあっさりとした仕上がりになるのです。
羊羹が誕生したのは、江戸時代中期ごろだとされているのですが、当時の羊羹の材料も寒天・砂糖・小豆とシンプルで、作り方もほとんど現在と変わりないのだそうです。
水ようかんの作り方
ここからは、水ようかんの作り方をご紹介したいと思います。
和菓子屋さんに買いに行かなくても、ご自宅で簡単に作ることができます。
【材料】
水 300g
粉寒天 4g
こし餡 300g
砂糖 30g(黒砂糖を使用しても、美味しく作ることができます)
【作り方】
まず、鍋に水と粉寒天を入れて、火にかけます。
木べらなどを使って混ぜながら寒天を完全に溶かしましょう。
完全に寒天が溶けたら、砂糖を加え、2~3分良くかき混ぜます。
ここで一旦火を止めて、こし餡を鍋に加えます。
よく混ぜ合わせたら、再度火にかけて弱火で1分煮ます。
氷水を張ったボウルに、鍋ごと入れて粗熱をとります。
※粗熱を取る際も、木べらなどで混ぜながら行ってください
粗熱がとれてくると、寒天が固まってきてもったりと重たくなりますので、それまではよく混ぜましょう。
型に流しいれて、冷蔵庫で冷やし固めます。
固まったら、食べやすい大きさに切り分けて、出来上がりです。
夏の暑い時期は、食欲が落ちてしまいがちですが、あっさりとしたのど越しの良い水ようかんなら、おやつにぴったりですね。
低カロリーで脂質ゼロなヘルシーなスイーツですので、ダイエット中の方でも安心です。
ぜひ、この機会にみなさまも水ようかんを味わってみてはいかがでしょうか。
当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。
是非一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。
皆様のご来店心よりお待ちしております。