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様々な使い道がある柚子

寒気きびしき折柄、皆様いかがお過ごしでしょうか。本日は、柚子についてお話させていただきたいと思います。レモンや、みかんと並び柑橘類でとても良く目にする柚子ですがどんな使い方や特徴があるのでしょうか。

まずは、和食の調味料や香りつけに柚子の果汁が良く使われます。独特の酸味と香りが和食に絶妙にマッチしますよね。

また、爽やかな香りを生かして香水や柚子湯としても利用されています。それでは詳しくご紹介していきたいと思います。

 

料理での使い道

柚子

 

柚子は日本料理において重要な調味料、薬味として使われています。果汁を焼き魚に絞って爽やかな風味を加えたり、果皮と塩を混ぜ、粗刻みにした唐辛子を加えた柚子胡椒も有名ですよね。鍋料理をはじめ、天ぷら、焼き鳥、豆腐などに使われることが多かったのですが、近年ではお菓子やラーメン、スパゲティからドレッシングと様々なジャンルにおいて広く使われています。これは柚子の風味がいろいろな料理に合うことを示していますね。

また、和食の代表的な料理とし幽庵焼きがあります。幽庵焼きとは、魚の焼き物に醤油と酒、みりんなどの調味料に加えて柚子やカボスの輪切りを入れたもののことを言います。

この調味料を合わせたものを幽庵地と呼んでいます。

特に鰆やカマス、イナダにカツオ、アマダイなどがよく使われています。

また、栄養価にも注目してみるとビタミンCの含有率が柑橘類の中でも抜きんでています。さらに、ビタミンB1、B2、カリウムや鉄分も豊富に含まれており、料理の脇役とはいえ中々の栄養価を持っています。

柚子の旬は秋と言われており、特に晩秋のものが果汁がより多く入っています。店頭などで買う際には皮がごつごつしていてつやがあり、なおかつ傷がないものを選ぶといいでしょう。

 

柚子湯について

柚子湯

 

柚子湯はお風呂の中に柚子を浮かべたものを言います。柚子湯は冬至に入ると風邪をひかず健康に過ごせると言われていますよね。この習慣は江戸時代から始まったとされています。

冬至の時期になると、町の銭湯に行けば柚子湯をしているところはよくありますよね。

柚子湯の効果、効能は科学的にも検証されています。普通のお湯を入れた風呂に比べ、ユズ湯に入った後の人のノルアドレナリンと言う数値に4倍もの差がでたそうです。ノルアドレナリンは血管を収縮させる効果があります。という事は、柚子湯に入った方が血液の循環が良くなり風邪の予防や冷え性、腰痛、神経痛にも効果的という事が言えますね。

さらに、皮に含まれているビタミンCとクエン酸が体のあかぎれなどにとても効果的だそうです。冬の健康管理にはうってつけの入浴方法かもしれませんね。

 

柚子の名産地

 

柚子は東北以南の各地で栽培されていますが、特に高知県、徳島県などの温暖な地域での栽培が盛んです。特に、高知、徳島、愛媛も四国3県で国内生産された柚子の8割を占めるとされています。また、栽培が盛んな場所も特徴があり、四国山地や九州山地などの山間部に沿った地域での栽培が盛んです。西日本が年々収穫量が伸びている一方で東日本は規模の縮小化が深刻だそうですね。

 

今回は、食用としても他の使い方をしても大変役に立つ柚子についてお話させていただきました。料理に使えば主役を引き立てる高貴な香りを演出し、柚子湯としては冬の体調管理にとても役立つありがたい存在です。

今後、柚子の香りを感じたらその効果や効能を思い出してみてはいかがでしょうか。

 

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。ぜひ一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。

皆様のご来店心よりお待ちしております。

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