ブログ京橋店

2017.12.23

お米の話を改めてしたいと思います

お米は、私たち日本人にとって食卓に欠かせない主食ですよね。一般的に家庭で食べられている和食も、このお米に合うおかずが多いものです。

本日は新米の秋ともいわれる「お米」についてお話させていただきます。

お米の歴史

お米
私たちがほぼ毎日と言ってもいいぐらい食べているお米ですが、その起源や詳しいことは現在でもよく分かっていないそうです。しかし、日本では、縄文時代中期頃に中国からお米が「耕作」とともに伝えられたという説があります。
中国から伝わって以来、栽培するのに手間はかかりますが、多くの量を生産することができることから、日本における主食として現在まで受け継がれてきたのです。

お米のイネは、小麦以上に気候の変化に敏感であるため、米の価格によって主に農村部の人々の生活事情を大きく左右していたようです。昔は、飢饉や豪商の買い占めによってコメの値段が跳ね上がったため、民衆による「打ちこわし」や「米騒動」という暴動が起こったり、戦後すぐの頃には、米を求めて都心部の人々が米農家に詰めかけるようなこともあったそうです。

みなさんご存知の通り、私たち日本人はお米を主食としていますが、欧米ではパンが主食とされています。欧米での米はというと、主食ではなく、野菜として前菜やサラダに使用されることが多いです。しかし、イタリアの「リゾット」やスペインの「パエリア」などは、米をベースにした料理として欧米でも親しまれているそうです。

お米とは

お米
そもそもお米とは、イネの種子の総称を意味しています。
細かく分類すると、まずイネの実から殻を除いたものが「玄米」で、玄米の不要な部分を除いたものが、「白米」と呼ばれています。一般的に「お米」というと、この白米のことを指しますが、さらにそれを細かく砕いて粉にすると「上新粉」になるのです。

お米の不思議

炊かれていないお米は、硬くてまずい上に、ほとんど消化することができませんよね。
その理由は、お米に含まれているデンプンにあります。お米のデンプンは、常温の状態だと「βデンプン」という糖の分子構造が長く繋がった結晶状態にあり、人間の味覚ではこれを「まずい」と認知するのだそうです。
しかし、水分を加えて加熱することによって、米の分子構造の一部が細かく破断され、「αデンプン」に変化します。水分を多く含むことで柔らかくなり、おいしいごはんになるというわけです。

ちなみに、白飯を噛み続けると甘みが増してくる理由は、このαデンプンが唾液の作用によって糖に変わるためだとされています。
また、通常は炊いたお米をそのまま放置しておくと水分を失うため、再度βデンプン化し、うまみがなくなってしまうものです。

お米の保存方法

みなさんは、お米をどのような状態で保管していますか?

お米の保存方法としてのぽいんとは、温度・湿度・酸化防止の3つにあります。

■温度
お米を保存する環境の温度は、10度~15度程度が理想です。高温になる所や直射日光は当たらない場所を選びましょう。

■湿度
お米は、湿度によっても大きな影響を受けますので、水周り付近に保管することは避けましょう。

■酸化防止
お米を保存する際は、空気(酸素)を遮断することも大切です。
あまり知られていませんが、米袋には小さな穴が開いているため、密封容器などに入れて空気(酸素)を遮断するのがおすすめです。

 

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。
是非一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。

 

皆様のご来店心よりお待ちしております。

< 戻る

WEB予約はこちら

お電話でのご予約

銀座本店

03-6228-4313

西麻布店

03-6804-5113

赤坂店

03-6277-6270

八重洲店

03-5204-8067

京橋店

03-3538-5795

新橋店

03-5510-9033