ブログ京橋店

2018.11.26

鍋料理について

鍋料理は、調理に使用した鍋に料理を入れたままの状態で食卓に出す日本の料理のことで、「鍋物」または「鍋」、「お鍋」などと呼ばれることもありますよね。みなさんは、どんな鍋料理がお好みでしょうか?

本日は、鍋料理についてお話させていただきたいと思います。

鍋料理について

鍋料理
ほとんどの方がご存知の通り、鍋料理とは惣お料理を食器に取り分けずに、調理に使用した鍋に入れたままの状態で食卓に出すお料理ですよね。多くの場合、家族や友人などで鍋を囲み、卓上コンロやホットプレートなどで調理しながら、それぞれの椀や取り皿あるいはポン酢やタレなどを入れた小鉢に取り分けて食べます。

一般的には複数人で囲んで食べるものですが、宴会や会席料理では小鍋で一人前ずつ供される事もあります。さらに、最近では一人用の鍋も売られています。その場合にはお皿に取り分けずにそのまま鍋から食べることもできます。

鍋料理の歴史

昔の日本の住居には、台所にあるかまどとは別に、暖房や照明の役割を兼ねた囲炉裏があることが多く、そこで煮炊きした料理を取り分けて食べる事は日常的でした。18世紀後半になると、囲炉裏の無い町屋や料理屋で火鉢やコンロを使用した「小鍋仕立て」という少人数用の鍋が登場し、鍋から直箸で何人かがつつくという現代のような鍋料理が発達したのだそうです。

明治時代になると、牛鍋の流行やちゃぶ台が普及したことや、調理の近代化が進んだことによって、鍋料理が家庭で浸透してきたそうです。さらに、カセットコンロなどの普及によって、家庭でさかんに鍋料理が食べられるようになったのだと言われています。

鍋料理に使われる鍋

鍋料理
日本の鍋料理に使用する鍋として、最もポピュラーなのは陶器製の土鍋なのではないでしょうか。
土鍋は熱の伝導性が低いため、火がじっくりと通るだけでなく長時間の煮込みでも焦げ付いたりする危険性が低いために鍋料理に適しています。
土鍋は、寄せ鍋をはじめとして、多くの鍋料理に用いられます。
ただし、具材を煮込む前に焼く工程があるすき焼きなど土鍋には向かない調理法がある場合は鉄やステンレスなどの金属製の鍋が用いられます。
もちろん、通常土鍋が使われる料理を金属鍋で代用しても大丈夫です。また、最近の電磁調理器の普及に伴って、土鍋風ホーロー鍋なども販売されています。
また、ジンギスカン鍋、フォンデュなどは、専用に作られた独特の形状の鍋を使用します。

さらに、少し変わったものだと主に日本料理において使われる「紙鍋」というものがあります。
これは、耐水加工をした和紙を器の形にしたもので、スープと具材を盛り、下から直火で炙って鍋にするのです。紙鍋は、見た目の美しさはもちろん、和紙が具材のあくを吸うためあく取りが不要であることなどの他にも、容器を使い捨てに出来るというメリットもあるのです。主に、大人数による宴会などでの卓上鍋として用いられることが多いです。

キムチ鍋や、もつ鍋、アンコウ鍋に、すき焼きなど様々な鍋料理で体を温めてみてはいかがでしょうか。

 

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。是非一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。

 

皆様のご来店心よりお待ちしております。

 

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