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アスパラで夏バテ予防

アスパラは、みなさんもお馴染みの野菜の一つだと思いますが、なんとそのアスパラが夏バテの予防や改善に効果的であることをご存知でしょうか?

本日は、皆様お馴染みの野菜であるアスパラについてお話させていただきたいと思います。

アスパラの歴史

アスパラ
アスパラを日本で最初に栽培、生産を行ったのは、北海道の農学博士であった下田喜久三という方だとされています。長さが25cmくらいに伸びた柔らかい茎を食用とし、本州や中部の地域だと、4月下旬頃~6月にかけての時期に若芽が成長し、低温期には1日に1回、高温期だと1日に2回も収穫します。

土寄せして軟白栽培した白いものは「ホワイトアスパラガス」と呼ばれ、土寄せせずに普通に育てた緑色のものは「グリーンアスパラガス」と呼ばれています。
加えて、最近ではアントシアニン色素を多く含む紫色品種のアスパラガスも登場しているのですが、これに熱を加えると紫色は失われて、一般的なグリーンアスパラガスと変わらない見た目になります。

ホワイトアスパラガスを栽培する際は、太陽の光を遮断するために、土を被せて覆ってしまう方法のほかにも、鉄道などの廃トンネルを利用した栽培も行われています。

アスパラは、4月~5月にかけての時期が蒔き時です。しかし、これらを収穫できる株に仕上げるまでには、なんと2年~3年もかかります。
種まきから収穫までに数年かかるなんて気が遠くなってしまうかもしれませんが、春になると園芸店などでその年から収穫できる苗が出回るので、そういったものを購入して育てるのもいいかもしれませんね。
アスパラの主要な産地は北海道や佐賀県、長野県だとされていますが、他にも日本各地で露地栽培もしくはハウス栽培が行われているのです。

アスパラの調理例

ドイツやオーストリアでは、ホワイトアスパラのことを「シュパーゲル」と呼び、春から初夏にかけての味覚として親しまれています。
ホワイトアスパラは、茹でたものに溶かしバターやオランデーズソースをかけて食べるのが一般的です。他にも、ハムやジャガイモを付け合わせにしたり、肉料理の付け合せにして楽しまれることもあるそうです。
アスパラの調理法としては、「茹でる」、「炒める」、「焼く」といった方法があり、茹でたものは冷ましてサラダにも使用することができます。

アスパラの栄養価

アスパラ
古くから、アスパラは疲労回復効果の高い食材だとされています。
この理由は、野菜にしては珍しくタンパク質が豊富に含まれていることにあります。
意外に思われるかもしれませんが、アスパラにはビタミンCの含有量は少なく、他のビタミン類でも特に含有量が多い成分はありません。しかし、なんといってもアスパラの特徴は、「アスパラギン酸」という成分が多く含まれているという点にあり、これがだるさや疲労に関係が深いと言われているのです。
このアスパラギン酸は、アスパラの旨味の本体であることに加えて、糖質の代謝を促進したり、疲労回復の効果があることから、健康ドリンク剤にも使用されています。

みなさんも、是非アスパラを食べて、厳しい暑さを乗り越えたいものですね。

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。是非一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。

皆様のご来店心よりお待ちしております。

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