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五月人形について

五月人形は、男の子の健やかな健康と成長を願うためにかざるものですが、飾る場所や飾り方などといった五月人形のマナーがあることをご存知でしょうか?

本日は、五月人形についてお話させていただきたいと思います。

五月人形について


毎年、5月5日の端午の節句に欠かせない五月人形は、男の子がいるご家庭ではほとんどが飾るものだと思います。
そもそも、端午の節句とは、古代中国の季節行事「五節句」の一つで、節句とは季節の変わり目のことを意味しています。この季節の変わり目には、邪気がよりやすいとされていたため、無病息災を願うために厄払いが行われていたのがはじまりです。

なぜ端午の節句に兜を飾る風習ができたのかと言うと、鎌倉時代から室町時代にかけての武士の習慣に由来していると言われています。端午の節句の時期になると、当時の武士たちは梅雨が訪れる前にこれらの手入れをしておこうと、鎧や兜を家の中に飾るという習慣がありました。また、兜や鎧は武士にとっては自身の身を守るための武具であったため、子供を守ってくれるようにという願いが込められているのです。

五月人形には、それぞれの子供たちの厄を身代わりし、願いを背負うものですので、兄弟が複数いたとしても一人一人に用意してあげるのが理想です。また、子供が育った時点でその五月人形の役目は終了しますので、代々と受け継ぐのではなく、できれば新しいものを用意してあげましょう。
役目を終えた五月人形は、人形供養を行っているお寺などで供養してもらうこともできますし、父親の五月人形と一緒にお子様の五月人形を飾ることも素敵ですね。五月人形は、大人になったからと必ずしも処分しなければならないものではありませんので、大切に保管しておくのもいいでしょう。

五月人形を飾る時期


五月人形を飾るタイミングは、遅くても1週間~2週間ぐらい前までには飾るようにしましょう。
インテリアとして1年中飾っておけるタイプのもの最近では多く、ひな人形のように「早く片付けなければお嫁にいけない」などということはありませんが、5月の下旬を過ぎると梅雨に入り家の中も湿気が多くなりますので、梅雨に入る前の天気の良い時に片づけることをおすすめします。

五月人形を収納する際は、風通しが良くて直接日光があたらない場所を選びましょう。
湿気の多い場所にしまってしまうと、カビが発生する原因となります。同時に、色あせなどを防ぐためにも直接太陽の日が当たらないようにしておくことも大切です。

お子様の健やかな成長と健康を願う五月人形。飾らずに収納している期間も大切に保管して、共にお子様の成長を見守りたいものですね。

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。是非一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。

皆様のご来店心よりお待ちしております。

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