ブログ京橋店

2021.11.30

すり流し

皆さま、野菜や魚介類、豆腐などをすり潰して出し汁で伸ばした「すり流し」はお好きでしょうか?

すり流しは季節の素材をまるごと食べられる和食の調理法です。

本日は、「すり流し」についてお話をさせていただきたいと思います。

 

すり流しとは

かぼちゃのすり流し汁

汁が主役となる椀が「すり流し」です。

すまし、味噌仕立ての二通りがありますが、すり潰した材料を裏ごしにかけて出し汁で伸ばしながら加熱したものです。

材料としては、魚介類(白身魚、ハモ、カニ、エビ、牡蠣、生うに、マグロ、アジ、イワシ、カツオなど)、鶏肉、豆腐、銀杏、枝豆、栗、南瓜、冬瓜などが使われます。

口当たりが優しく喉越しはなめらかな「すり流し」ですが、吸い地(すいじ)に葛(くず)を引くと、とろみが出て口当たりも良くなりますし、温まります。

 

和風のポタージュスープのような感じですが、バターや牛乳などを加えず出汁が主体となっていますのでヘルシーですし、乳製品アレルギーのある方もお召し上がりいただけます。

すり流しの材料は、様々な旬の素材で楽しむことができ、野菜は丸ごと使うことができるのでビタミンだけでなく繊維質もたっぷり摂ることができます。

 

冬には、温かいものをお食事の時に。また、飲んだ後の〆や、二日酔いの時にもいいですね。

夏には、冷たく冷やして頂くと食欲がない時にも召し上がりやすいと思います。

また、離乳食としても良いですし、介護食としてもおすすめです。

 

アレンジ自在のすり流しの世界

新玉ねぎ(柚子釜のすり流し)

すり流しは、すり潰し方で食感を変えたり、具を変えたり、トッピングをすることで、その都度新しいイメージに仕立てることができます。

ボリュームを出したい時には、緬をいれたり、豆腐を入れたりといった方法もあります。

また、おもてなしの際には鮮やかな色合いの野菜や果物を使ったり、器を使ってみるのも楽しいものです。

上の画像は、新玉ねぎのすり流し柚子釜に入れたものです。

 

ご家庭でも簡単に作るには、材料をミキサーやブレンダーにかけてから出汁で伸ばせば、手軽に作ることができます。

お好みによっては、牛乳や生クリームで伸ばすと洋風で濃厚な味わいでまた楽しめると思います。

ぜひ、色々と旬の野菜を使ってすり流しに挑戦してみてください。

 

 

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。

ぜひ一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。

 

皆様のご来店、心よりお待ちしております。
 

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