ブログ京橋店

2018.12.17

鍋料理の様々な種類について

鍋料理というと、みなさんはどのような種類や味の鍋料理を思い浮かべますか?特に寒い冬の時期に食べたくなる鍋料理には、石狩鍋やちゃんこなべ、しゃぶしゃぶ、すき焼きなどさまざまな種類があります。

本日は、鍋料理についてお話させていただきたいと思います。

鍋料理について

鍋料理
みなさんもよくご存知の通り、調理したままの状態で食卓に出される日本の料理のことをいいます。「鍋物または、「鍋」と呼んで指す場合もあり、卓上コンロやホットプレートなどで調理しながらアツアツの状態を囲んで食べるのが一般的ですよね。

通常は複数人で囲んで食べるため、大きめな鍋を用いるのが一般的ですが、宴会や会席料理で供される際は小鍋で一人前ずつ供される場合もあります。また、一人用の鍋も売られているため、一人暮らしの方でも手軽に楽しむことができるのです。

近代以前の日本の住居には、台所のかまどとは別に照明や暖房を兼ねた囲炉裏が用意されることが多く、そこで煮炊きした料理を取り分けて食べる事はよく行われていたそうです。調理された煮物をそれぞれ取り分けずに、鍋のまま供する方法は17世紀の中頃に記録にもあります。そして、18世紀後半になると「小鍋仕立て」という少人数用の鍋が提供され、鍋から直箸で何人かがつつくという現代のような鍋料理が発展したようです。

その後、明治時代に入ると牛鍋が流行したり、ちゃぶ台の普及などによって、鍋料理は一般家庭に浸透していきました。

 

日本各地の鍋料理

鍋料理
冒頭でも触れたように、鍋料理と言ってもいろんな種類があり、その個性は地域によって異なります。
今回は、その中でもポピュラーなものを取り上げてご紹介していきたいと思います。

■石狩鍋
石狩鍋は、鮭を主材料とした味噌仕立ての北海道の郷土料理です。
鮭の身や骨などのアラに加えて、豆腐やタマネギ・キャベツ・ニンジン・長ネギなどの野菜を味噌仕立ての汁で煮込んだものです。さらに、そこへ酒粕を加えたり、バターや牛乳などを隠し味に使う場合もあるそうです。

塩鮭を使用する三平汁と混同されることが多いですが、石狩鍋は味噌仕立てであることに加えて、塩漬けしていない生鮭を使用することに違いがあります。

■ちりとり鍋
ちりとり鍋は、ちりとりに似た形状の四角い形をした浅く平らな鍋を使う鍋料理です。
タレで下味をつけた牛肉や豚肉、各種のホルモンとネギ、ニラ、キャベツなどの野菜を、浅いステンレス製の鉄鍋で調理します。醤油、味噌、みりん、ニンニク、コチュジャンなどで味付けされ、キムチを加えることもあります。

現在はホルモン類に限らず、鶏肉や魚介その他の素材を使用したり、塩だれやカレー風味、豆乳ベースなどさまざまなバリエーションのちりとり鍋がみられます
ホルモンの鉄板焼きから発展した料理で、具材としてテッチャンを用いることから「テッチャン鍋」、「ホルモン鍋」とも呼ばれていました。
もともとはコリアタウンでのみで食べることができるローカルフードでしたが、2000年代にマスコミに取り上げられたことがきかっけで、全国的に知られるようになったのです。
「韓国風すき焼き」として紹介されることもありますが、韓国や北朝鮮には存在しない日本発祥の料理なのです。

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。是非一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。

 

皆様のご来店心よりお待ちしております。

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