ブログ京橋店

2021.6.4

お酒について勉強

飲食店でのお酒提供が控えられる日々。

お酒を我慢している人やお酒に関しての興味が薄れていく人も多くはないのではないだろうか。

 

しかし、お酒を控える日々は、お酒がどれほど人生を豊かにしてくれていたか認識させてくれる為と思えば辛くはない。

 

再びお酒を提供出来る日を待ちながら、改めてお酒について勉強をしたいと思います。

 

日本独特のお酒と言えば、日本酒、焼酎等が挙げられます。

瓢喜では日本酒も焼酎も有名銘柄を多く取り揃えています。

その中で、今回は瓢喜で1番多くの銘柄を取り揃えている【黒龍酒造】さんについて勉強します。

 

福井県吉田郡にあります黒龍酒造さん。

近くには九頭竜川が流れ、県道から少し入った所に構えています。

創業は1804年。創業から200年以上の歴史ある酒造。

名前の由来は近くを流れる九頭龍川の旧名、黒龍川(カツレウガワ)から名付けられました。

この九頭龍川を辿ると元は、日本三大霊峰のうちの一つ白山の雪解け水。長い年月をかけて濾過された水は清らかな軟水。この清澄な水で鮎やサクラマスが育っているほど。

 

黒龍酒造が醸す日本酒に使われる酒造好適米は、兵庫県東条産山田錦、福井県大野産五百万石。

 

こだわった水と米から醸す吟醸酒が得意な黒龍酒造さん。

 

昭和50年に黒龍大吟醸龍と言うお酒を発売。

何が凄いって、今では大吟醸や純米などの特定名称の表示が義務付けられていますが、その法律が適用されたのが平成2年。

大吟醸と言う区分がない時代から大吟醸を売っていたのです。

 

瓢喜には数種類黒龍を置いていますが、その中から今回は黒龍純吟をご紹介します。

 

黒龍 純吟

原料米 福井県産五百万石

精米歩合 55%

使用酵母 蔵内保存酵母

黒龍では数少ない純米系。黒龍らしい透明感がしっかり表現されていて、香りは連想させる物が多く楽しい。

重すぎず軽すぎない、バランスの良い印象。

 

冷やして飲むのもお勧めですが、少し温めてもまた良し。

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素材の味を邪魔しない味わいの黒龍は

出汁しゃぶとの相性抜群。

 

しゃぶしゃぶと黒龍が楽しめる日を待ち侘びています。

 

京都 瓢喜 京橋店 石川

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